ご飯のお供にはもちろん、調味料として料理にも使える梅干し。古くから保存食として親しまれてきた食品なので、冷蔵庫に入れる必要はないのかな?と考える人は多いかもしれません。
ただし、梅干しの種類によって実は冷蔵保存が必須のものもあるんです。今回は、梅干しの正しい保存方法についてご紹介します。
梅干しの保存方法|日持ちはどれくらい?
梅干しの日持ちは、塩分濃度によってかなり変わってきます。基本的には塩分濃度が高ければ高いほど保存がききやすくなります。
塩分が20%程度ある梅干しの場合、かなり長持ちするので賞味期限が設定されていないものもありますよ。
ただ最近では減塩や甘みのあるタイプなど塩分濃度が低い梅干しが多く、その場合は6ヶ月程度が保存の目安です。
製造方法や添加物によっても変わってくるので、パッケージに書いてある賞味期限を確認してくださいね。
梅干しの保存方法|どんな方法がある?
梅干しの保存方法は、「常温保存」「冷蔵保存」「冷凍保存」の3種類があります。
常温保存
開封前の梅干しは、常温保存が可能です。直射日光や高温多湿を避け、冷暗所に保存しておきましょう。
ただし塩分濃度がかなり低いものや、他の調味料を使った梅干しの場合は、開封前でも冷蔵保存が推奨されているものも。パッケージの保存方法を参照してみてください。
また、塩分濃度が20%以上ある梅干しの場合のみ、開封後でも常温での保存が可能です。もちろん冷蔵庫で保存しても問題ありませんよ。
冷蔵保存
開封後の梅干しは基本的に冷蔵庫で保存します。とくに塩分濃度の低い梅干しは、必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。
しっかりフタをして乾燥を防ぐのも保存のポイントです。
冷凍保存
梅干しは、実は冷凍保存することも可能です。塩分濃度が低い梅干しを長期保存したい場合は、冷凍がおすすめ。
凍らせてもカチカチにはならず、シャリッとした食感になります。お弁当などに入れる場合、凍らせたまま入れれば保冷剤の役割もしてくれますよ。
また、種を取ってペースト状にしてから冷凍すると、料理に使いたいときなどに便利です。
梅干しの保存方法を知って、おいしく長持ち!
梅干しは日持ちする印象が強いですが、塩分濃度の低いものは意外と傷むのが早いこともあります。
保存方法に気をつけて、おいしく長持ちさせてくださいね。