パリッとした食感と磯の香りで、和食に欠かせない焼きのり。ただ、一気に使い切れることが少ないので、気付いたら賞味期限が切れていた…ということになりがちです。
今回はのりの賞味期限や、パリパリ食感を保つための保存方法などをご紹介します。
もくじ
のりの賞味期限はどれくらい？
のり（焼きのり）の賞味期限は一般的に9ヶ月〜15ヶ月ほどです。賞味期限は商品によっても異なるので、パッケージを確認するようにしてくださいね。
また、この賞味期限は「未開封かつ正しく保存している」ことを前提とした期限です。開封後は賞味期限に関わらず、1ヶ月以内に食べきるのが理想ですよ。
のりの賞味期限｜正しい保存方法が知りたい！
開封前の保存方法
のりは湿気や光にとくに弱い食材。開封前であっても、直射日光・高温多湿を避けて保存するようにしましょう。
開封後の保存方法
開封後ののりは常温でも腐ってしまうことはありませんが、長持ちさせるためには冷蔵や冷凍で保存することをおすすめします。
とにかく湿気を防ぐのが、のりをおいしく保存する最大のポイント。冷蔵庫に入れる場合は、しっかりと密閉できるジッパー付き保存袋などに入れ、空気を抜いておきましょう。
冷凍の場合は、空気に触れないようラップに包んでから冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫へ入れてください。
再開封する際の注意
冷蔵・冷凍で保存したのりを開封する際は、一度常温に戻してから開封するのがポイントです。
すぐに開封すると、温度差で保存袋内に結露ができてしまいのりが湿気を吸ってしまいます。
のりの賞味期限｜期限切れでも食べられる？
のりはあまり腐るというイメージがないので「賞味期限が切れても食べられるのかな？」と考える人もいるかもしれません。
賞味期限が切れたからといってすぐに使えなくなるわけではありませんが、品質は確実に落ちていきます。
さらに保管方法によっては劣化が激しくなっている可能性もあるので、基本的には賞味期限切れののりを食べることははおすすめできません。
のりの賞味期限｜のりが湿気ていたときの対処法
賞味期限は切れていないけど、開封後ののりが湿気てしまっていた…というときに、試してみてほしい方法があります。
それは、一度のりをフライパンで焼くという方法。風味が完全に戻るわけではありませんが、水分を飛ばすことでパリッとした食感を戻すことができますよ。
ただ、のりは薄いので焼きすぎて焦がさないように気をつけてくださいね。
のりの賞味期限と保存方法に注意しておいしく食べきろう
どんなにおいしいのりでも、空気に触れて湿気てしまうとせっかくのパリパリ食感や風味が損なわれてしまいます。
湿気を防ぐことをポイントに、正しく保存してのりをおいしく食べきりましょう。
