りんごはさわやかな甘みとシャキシャキした食感がおいしいですよね。朝食やデザートに活用している人も多いのではないでしょうか。
しかし、意外と正しい保存方法は知られておらず、いつの間にか傷んでしまった…なんてことも。
そこで今回は、りんごのおいしさをキープするのにおすすめの保存方法をご紹介します。
りんごはどうやって保存する?保存期間は?
りんごは基本的に常温で保存する食材。丸ごと保存する場合、正しいやり方で1ヶ月日持ちします。
さらに日持ちさせたい場合は冷蔵室で保存できます。ただしエチレンガスを放出してほかの食材を追熟させるはたらきがあるので、対策を取ってから保存します。丸ごとであれば3ヶ月保存がききますよ。
カットしていたりすりおろしている場合は冷凍室での保存が◎。だいたい1ヶ月持つので、使い切れない場合などはおすすめですよ。
りんごの保存方法|①常温保存のやり方
常温保存するときは、1つずつ新聞紙やキッチンペーパーなどに包み、新聞紙を敷いたダンボールに入れ、風通しのいい玄関や廊下で保存するといいですよ。
りんごは乾燥に弱いですが、新聞紙などで包むことで湿度調節ができ、みずみずしさをキープできます。
ただし暑さに弱いので、夏の暑い時期の常温保存は控えましょう。
りんごの保存方法|②冷蔵保存のやり方
冷蔵保存するときは、ポリ袋に入れてしっかりと口を閉じ、冷蔵室で保管しましょう。
ただし、1度カットしたものは、冷蔵保存でも日持ちしません。使い切るか冷凍保存してくださいね。
りんごの保存方法|③冷凍保存のやり方
冷凍保存するときは、丸ごと保存する方法、カットして保存する方法、すりおろして保存する方法があります。
①丸ごと保存するする方法
丸ごと冷凍するときは、1つずつアルミホイルで包んで保存袋に入れて冷凍しましょう。5分ほど自然解凍すればカットできるようになりますよ。
りんごは解凍すると繊維が壊れてシャキシャキ感がなくなるため、そのまま食べるのにはあまり向きません。コンポートのようにやわらかくしたいときにはおすすめです。
②カットして冷凍する方法
一度に使い切れなかったときや使用用途が決まっている場合などは、カットして冷凍するといいですよ。
りんごをよく洗い、輪切りや串切りなど、使いやすい大きさにカットしたら、切り口にレモン汁を振りかけて変色予防をします。レモン汁がないときは、塩水につけても同じような効果がありますよ。
それからまとめてラップに包み、保存袋に入れて完成です。
解凍せず、そのままの状態でも、シャーベットのようにおいしく食べられますよ。
③すりおろして冷凍する方法
スムージーやジュースにするときは、すりおろして保存するのがおすすめです。
りんごの皮と種をのぞいてすりおろし、変色しないうちにすぐにレモン汁を加えます。
保存袋に入れて平らにならしたら、冷凍室へ入れて完成です。
必要な量だけ割って取り出せます。カレーに入れたり、肉料理のソースにしたりしても自然な甘みが出ておいしいですよ。
りんごの使用方法にあわせて保存しよう!
りんごのシャキシャキ感を残したいときは常温保存や冷蔵保存、やわらかくしたいときには冷凍保存…と、使用用途で使い分けられると便利ですよ。
正しいやり方でりんごを保存しておいしく食べてくださいね。