おもちやおはぎに良く合うきなこ。大豆を焙煎して製粉したもので、ミネラルや食物繊維が豊富な食材です。あまり腐るというイメージがないので、賞味期限はどれくらいなのかな?と考えたことはありませんか。
そこで今回は、きなこの賞味期限や正しい保存方法についてご紹介します。
もくじ
きなこの賞味期限はどれくらい?
きなこの賞味期限は、一般的に6ヶ月〜1年ほどです。商品によって異なるので、パッケージを確認するようにしてくださいね。
この賞味期限は比較的長く感じられますが、「開封前かつ正しく保存していること」を前提としています。開封後は2週間〜1ヵ月を目安に、はやめに食べ切るようにしてください。
その期限以内であっても、カビが発生したり味やにおいに異常を感じたりしたら食べるのは控えるようにしてくださいね。
きなこの賞味期限|長持ちさせる保存方法
開封前のきなこの保存方法
きなこの保存は、基本的には常温で保存してOKです。ただし高温多湿に弱いので、できるだけ冷暖房や直射日光が当たらない冷暗所に置いておきましょう。
開封後のきなこの保存方法
きなこは、空気に触れると酸化して傷みやすくなります。湿気を防ぐためにしっかり密閉し、乾燥した状態で保存しましょう。
開封後、密封したきなこは冷暗所や冷蔵保存でもOKですが、冷凍庫に入れておくとさらに長持ちさせられますよ。
きなこの賞味期限|保存で注意することは?
冷蔵庫から出してすぐに開封しない
冷蔵・冷凍したきなこを使うときは、一度常温に戻してから開封するようにしてください。
すぐに開封すると、温度差で保存袋や容器の内側に結露ができてしまい、きなこが湿気を吸ってしまいます。
砂糖は使うぶんだけ混ぜる
きなこは砂糖を混ぜて使うことが多いと思いますが、砂糖を混ぜてから保存すると湿度で固まってしまうことがあります。
食べることはできますが、劣化しやすくなるので砂糖を加えたら一度に食べきってしまうのが理想ですよ。砂糖は使うぶんだけ混ぜるようにしましょう。
きなこの賞味期限|期限切れでも食べられる?
賞味期限はあくまで「おいしく食べられる期限」なので、切れてすぐに食べられなくなるわけではありません。
ただ、たとえ開封していなくても劣化は進んでいくので、基本的に賞味期限切れのきなこを食べることはおすすめできません。
また、きなこは傷んでいると下記のような状態になることがあります。食べられるかどうかの判断材料としてチェックしてみてくださいね。
・カビっぽいにおいがする
・油っぽいにおいがする
・色が変わっている …など
きなこの賞味期限と保管方法を知っておいしく食べきろう!
きなこのおいしさをキープして賞味期限をのばすには、湿気を防いで保存することが大切です。
使い切れないきなこが余っているという場合は、牛乳やヨーグルトに入れて食べるのもおすすめ。栄養豊富な食材なので、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。