香りが強く、滋養強壮や疲労回復にも効果的なニラ。ただし傷むのが比較的早いので、冷蔵庫に入れておいたら腐らせてしまった…という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ニラの賞味期限の目安や、日持ちさせる方法をご紹介します。
もくじ
ニラの賞味期限|目安はどれくらい?
ニラは比較的痛みやすい食材なので、冷蔵で保存した場合でも賞味期限は2〜3日ほどです。
ただし、ニラの賞味期限は保存方法によって長くも短くもなります。下記で長持ちする保存のコツを紹介するので、参考にしてみてくださいね。
ニラの賞味期限|冷蔵で日持ちさせるコツは?
ニラを冷蔵で日持ちさせるには、ちょっとした下準備をしておくのがポイントです。
①水を吸わせる
ボウルに水をはり、買ってきたニラの根本をまるごと水につけておきます。5分ほど水を吸わせたら、しっかりと水気を拭き取りましょう。
②新聞紙で包む
折らないように気をつけながら、新聞紙で包みます。このとき、葉先は出した状態にしておきましょう。
③ポリ袋に入れて冷蔵庫へ
新聞紙の上からポリ袋に包むか、ラップでくるんで冷蔵室で保存してください。
ニラの賞味期限|冷凍すれば1ヶ月長持ち!
ニラが余ってしまいすぐに使い切れない…という場合は、冷凍保存がおすすめです。
①カットして湯通しする
ニラを食べやすいサイズにカットし、ザルに乗せて熱湯をかけます(湯通し)。
②ラップで包んで急速冷凍
水気を切って冷ましたら、小分けにしてラップに包み、冷凍庫へ。金属バットなどに載せて急速冷凍するのがおいしさを保つコツです。
③凍ったらポリ袋で保存
凍ったら、冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。この方法で1ヶ月程度日持ちしますよ。
調理時は、おひたしや炒め物にするなら前日に冷蔵室に移して自然解凍を。汁物に使うなら凍ったまま加熱してOKです。
ニラの賞味期限|漬ける・干すでも長持ち!
調味料で漬ける
食べやすいサイズに切ったニラを保存袋や瓶に入れ、豆板醤やごま油などで漬けておくのもおすすめ。ご飯のおともや炒め物に便利です。賞味期限は2週間ほどです。
乾燥させる
ざく切りにしたニラをザルなどに広げ、1〜2日干せば乾燥ニラの出来上がり。汁物などにそのまま入れて使えます。賞味期限は3週間ほどです。
ニラの賞味期限|新鮮なニラの見分け方
新鮮でおいしいニラの見分け方を知っておけば、より日持ちを良くしておいしく食べることができます。
スーパーなどでニラを選ぶ際には、下記のポイントをチェックしてみてください。
・ハリツヤが良く、みずみずしい
・葉の緑色が鮮やかで濃い
・葉が肉厚で幅が広い
ニラの賞味期限|傷んだニラの見分け方
ニラが下記のようになっていたら、傷んでいるサインです。賞味期限に関わらず、食べるのは控えるようにしてくださいね。
・葉から汁が出て溶けたようになっている
・ネバネバ糸を引いている
・にんにくのようなキツい臭いがする
ニラの賞味期限を知っておいしく食べきろう
ニラはそのままだと賞味期限が短い野菜ですが、保存方法によっては日持ちを長くすることも可能です。
とくにオイル漬けや豆板醤漬けは手軽にできるうえ、賞味期限も長く常備菜としても便利です。ぜひ試してみてくださいね。