血行を促進して体を温め、新陳代謝を活発にしたり、疲労回復に良いとされる生姜。昔からなじみのある調味料の1つですよね。肉や魚の臭み消し役だったりといろいろなメニューに欠かせません。
そんな生姜ですが、どれくらい日持ちするのか気になったことはありませんか?今回はそんな生姜について、そもそもの賞味期限や長持ちさせる保存の仕方などについてご紹介します。
常温、冷蔵、冷凍の3つの保存方法があるので、料理に合わせて使い分けてみてくださいね。
生姜の賞味期限ってどれくらい?
生姜はなまものなので、傷みやすいイメージがあったりしますよね。そんな生姜ですが、実は正しく保存できれば約1ヶ月間も保存できるんですよ。
保存方法は、常温、冷蔵、冷凍方法の3通り。1番の理想は室温約15度、湿度は65%前後の環境です。15度くらいの温度があれば、新聞紙などにくるんでおくと常温でも2週間は保存できます。
ただし、温度が高すぎたり、低すぎたりするとカピカピに乾燥してしまったり、変色してりすることも。一度そうなってしまうと元には戻せないので注意してくださいね。
生姜の賞味期限を長くする保存方法って?
生姜の賞味期限を長くするポイントは、乾燥を防いで、温度や湿度を一定に保つことです。暑すぎても寒すぎても賞味期限は短くなります。
とはいえ、約15度の環境をおうちで作り上げるのは大変ですよね。季節に合わせて常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3つを使い分けましょう。
30度を超える夏場であれば冷蔵庫内に保存しましょう。野菜室などは7〜10度ほどなので生姜にとっては少し寒い環境です。1〜2週間のうちに食べ切るのがベスト。
15度前後の気温になりやすい春秋は、常温保存でOK。もし、薄切りにしたりすりおろした生姜が余ってしまったときは、冷凍保存がおすすめです。
小分けにしてラップに包んで冷凍庫に収納しましょう。冷凍した生姜は解凍する必要がないので、そのまま料理につかっても大丈夫です。
生姜の賞味期限で注意することは?
生姜は生鮮野菜で収穫後も生きています。そのため、カビが生えていたり、変色してぬめりが出てくることもあります。触るとグニャグニャした感触になること。そうなった生姜は処分してしまいましょう。
変な匂いを発しているのもNGです。
生姜の賞味期限は正しく保存して長持ちさせよう
生姜が腐りやすいのは高温多湿な環境です。夏場などは雑菌が付かないよう手をしっかり洗い、使い終わった生姜はすぐに濡れたキッチンペーパーやラップで包んで保存しましょう。また、できるだけ早めに使い切るのも大切です。
常温・冷蔵・冷凍保存を使い分けで、賞味期限内に生姜を使い切れるよう工夫してみてくださいね。