トロピカルフルーツの代表格ともいえるパイナップル。ビタミンBやビタミンC、クエン酸などが豊富で疲労回復や夏バテ対策にもピッタリの果物です。
ただ、買ってきたパイナップルが熟していなくて酸っぱかったらがっかりですよね。そこで今回は、食べ頃のおいしいパイナップルの見極め方をご紹介します。
もくじ
パイナップルは置いておけば食べごろになる?
果物のなかには、購入してきてから常温で置いておくことで食べごろになる(追熟する)ものもありますが、パイナップルは追熟しません。
置いておいたら甘くなったという場合は、酸味が抜けて甘さだけが残ったという可能性があります。
パイナップルは基本的に一度収穫したらそれ以上熟すことはないので、食べ頃のものを選ぶことが重要になります。
下記で食べ頃でおいしいパイナップルの見分け方をご紹介します。
パイナップルの食べ頃を見極める方法は?
パイナップルの食べ頃は、見た目や触ったときの感触、匂いなどで判断することができます。
それぞれの場合の見分け方を紹介していきますね。
見た目で見分ける
葉の色が濃い緑色で、しっかり育っているパイナップルは熟している可能性が高くなります。
また、下の方に向けて膨らんでいる形(下膨れ)をしていたら、甘いパイナップルのサイン。パイナップルは下部から熟すので、どっしりと下のほうが重いものを選ぶといいですよ。
触ったときの感触で見分ける
パイナップルの皮はトゲトゲしていて厚く、かたそうに感じますよね。ただ、完熟した食べ頃のパイナップルは、触ってみるとすこしやわらかい感触があります。
また、パイナップルの底の部分を軽く押してみて、やわらかくなっていたら食べ頃のサインです。
熟しすぎてカビが生えてしまっている可能性もあるので、底面はしっかりチェックするようにしましょう。
匂いで見分ける
パイナップルは完熟すると、特有の甘い香りが強くなってきます。特に甘みが詰まったおしりの部分をチェックしてみて、甘い香りが強ければ食べ頃ですよ。
パイナップルが緑色だったら食べ頃ではない?
パイナップルはハニーグローやスナックパイン、ピーチパインなど、様々な品種があります。中には完熟しても皮が緑色のものも。緑色だからといって全く熟していないというわけではありません。
基本的にお店に並んでいるものは食べられる状態のパイナップルなので、心配はありませんよ。
パイナップルの食べ頃を見極めておいしく食べよう
完熟したパイナップルは、ジューシーで香り高く、甘くてとってもおいしいですよ。最高の状態で食べるために、ぜひ食べ頃を見極めてください。
パイナップルの保存方法などについては、下記の記事も参考にしてみてくださいね。