秋の味覚としても親しみのある果物、柿。硬めでフレッシュな食感を味わうか、熟したトロトロ食感を味わうか、好みがわかれるかもしれませんね。
今回はそんなカキの切り方・むき方をご紹介します。
もくじ
柿の切り方・むき方|切る前に食べごろを確認
柿は、食べごろを好みによって自分で決められる果物です。硬めの食感が好きな方は、買ってきて早めに食べるのがおすすめ。
とろっと柔らかめの食感で強い甘みを味わいたい場合は、ヘタを下にして常温に置いておきましょう。だんだんと柔らかく、渋みが抜けて甘くなっていきますよ。
柿の切り方・むき方|4等分にする基本的な切り方
まず、トロトロの状態ではない柿を4等分にしてむく方法をご紹介します。
柿のヘタを下にしてまな板に置くと、うすく十字の線が入っているはずです。この線に沿って、1/4に切ってください。種がある下記の場合は、この切り方をすれば種に当たらず包丁を入れることができます。
4等分にしたら、ヘタの部分をそれぞれ3角形に切り落とします。
へたの方から包丁を入れ、曲面に沿わせるようにして薄く皮をむけば完了です。
柿の切り方・むき方|種を取り除いてから食べたい場合
種あり柿の場合に、種を簡単に取って切る方法をご紹介します。
まず先に、まるごとの状態で皮をすべてむいてしまいましょう。
片手で柿を持ち、柿の上部に包丁を当てます。柿と包丁を反対方向にスライドさせながら、曲面に包丁の刃を沿わせるようにして皮をむいていきます。
向けたら、つぎは縦半分に2等分にカットします。カットしたら今度は横半分に包丁を入れ、包丁の刃が種にあたるようにしながら、外周を切ります。
柿の種は図のように入っているので、あとはパカっと開けば、種が簡単に取り出せます。種を取り出したら好きなサイズにカットして完了です。
柿の切り方・むき方|トロトロのものはスプーンで食べられる
トロトロに熟した柿は、皮を器に見立ててスプーンで掬って食べれば、あますことなく果肉を味わえます。
ナイフを横にして、ヘタの部分を切り取ります。
そのままスプーンを入れ、すくって食べましょう。
柿の切り方・むき方を覚えて果物のある生活を
柿はビタミンCやカリウムが豊富で、栄養価の高い果物。「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほどです。
スーパーなどで柿を選ぶ際は、ヘタが緑色で皮が色鮮かつハリ・ツヤがあるものを選びましょう。