レシピの記載に「牛乳大さじ1」とあったときに、大さじ1杯の量って何mlだろう?と疑問に思ったかもしれません。また、重さに換算すると何グラムになるのか?という疑問もあるかもしれません。

大さじの量を正しく知っておくことは、料理やスイーツをおいしく仕上げるためには大切なことです。

そこで今回は、牛乳大さじ1杯あたりの量や重さ、栄養素についてまとめました。

牛乳の大さじ1・小さじ1は何ml?ccとは違う?

牛乳パック

牛乳を料理やスイーツづくりに使う軽量カップや軽量スプーンですが、これらは体積(ml、cc)を測るものです。

計量スプーンの容量は、大さじが15ml、小さじが5mlと決まっています。牛乳以外のものをはかっても大さじの体積が15mlなのには変わりありません。

ちなみに、牛乳の量を表すときに「ml(ミリリットル)」と「cc(シーシー)」を使いますが、どちらも液体の体積を表す単位です。現在はmlを使うのが一般的です。

牛乳の大さじ・小さじをきちんとはかれてる?

大さじ大さじ 計量カップ

牛乳大さじ1杯分の量はわかりましたが、大さじでのはかり方を間違えていると分量が正しくなりません。

牛乳を量るときは、スプーンを水平にしてスプーンのフチぎりぎりいっぱいに入れ、表面張力で盛り上がった状態で「大さじ1」とカウントします。これは、大さじも小さじも同じです。

粉やペースト状の調味料は、スプーンのフチの高さで平らにした「すりきり」状態で1杯とカウントするので、間違えないようにしてくださいね。

牛乳大さじ1・小さじ1の重さは何グラム?

計量器 キッチンスケール 重さ

「牛乳大さじ1杯の重さは、約15グラムと考えて問題ありません。小さじはその3分の1なので、約5グラムです。

調味料大さじ1杯分の重さは調味料自体の比重で変わるので、他の調味料の大さじ1を重さで換算するときは注意してくださいね。

牛乳大さじ1のカロリーや糖質はどれぐらい?

牛乳大さじ1の容量を見てきましたが、ではその栄養素はどれくらいなのでしょうか。特にカロリーは食事に気を使っている人は気になりますね。

牛乳のカロリーは、100gで約67キロカロリーなので、大さじ1だと約10キロカロリー、1カップだと約136キロカロリーとなります。

糖質は、食物繊維を除いた炭水化物だけで計算すると100gで4.7g。牛乳大さじ1杯あたり0.7gです。過剰に気にする必要はありませんが、飲み過ぎには注意してください。

牛乳大さじ1を代用品ではかるには?

お皿 食器 スプーン カトラリー

計量スプーンやキッチンスケールが手元にないときには身近にあるものである程度代用できます。次の代替法を覚えておくと便利ですよ。

カレースプーンで代替

食事で使う大きなスプーンは、大さじとだいたい同じ容量です。ギリギリ盛り上がるまで入れれば、大さじ1杯とおおよそ同じ量になります。

ティースプーンで代替

ティースプーンは小さじとだいたい同じ大きさなので、ティースプーンでこぼれないギリギリのところで3杯取れば、大さじ1杯と同じ量になります。

ペットボトルキャップ

ペットボトルキャップは規格が統一されていて、キャップ1杯あたり約7.5ml。2杯入れれば15mlと、大さじ1と同じ量になります。

牛乳の大さじ1の量を覚えて上手に活用しよう

レシピで牛乳が必要になったときは、大さじを使って正しくはかれますね。また、ミリリットルやグラムなど異なる記載でももう迷うことはありませんね。

料理をおいしく仕上げるには正しい分量を入れることが大切です。目分量で入れるのは、レシピ通りにはかって入れられるようになって慣れてきたらで構いません。

牛乳の分量をきちんと把握して料理やスイーツ作りを楽しんでくださいね。