さやいんげんは胡麻和えなどの和え物にしたり、豚肉やほかの野菜と一緒に炒めたりと、食卓に彩りを添えてくれる名脇役的な存在です。
今回は、そんなさやいんげんの下処理から基本の茹で方、レンジを使った時短ワザを紹介します。
さやいんげんを茹でるのに必要な材料と道具
さやいんげんをおいしく茹でるために必要なアイテムは以下の通り。基本的な調理器具があればOKです。
【材料】
・さやいんげん…200g
・塩…20g(水に対して2%が目安)
・水…1000ml【必要な道具】
・まな板
・包丁
・小鍋
・菜箸
・ボウル
・ザル
・さやいんげん…200g
・塩…20g(水に対して2%が目安)
・水…1000ml【必要な道具】
・まな板
・包丁
・小鍋
・菜箸
・ボウル
・ザル
【基本編】さやいんげんの茹で方
さやいんげんをおいしく食べるには「筋取り」や「板ずり」といったひと手間をかけるのがポイントです。食感を残しながらおいしく茹でる方法を、この機会にぜひ覚えてくださいね。
たっぷりのお湯で2分程度茹でれば完成です。
① へたの部分を折って筋が入っていれば、そのままゆっくりすーっと下に引っぱり先端まで筋を取る
② 端をそろえてへた側を5mm切り落とす
③ まな板の上にさやいんげんを並べて塩の半量をふりかけ、手のひらで前後に転がして板ずりする
④ 鍋に水と残りの塩を入れて沸騰させ、いんげんを入れて2分程度茹でる
⑤ 茹で上がったらすぐにザルであげ、氷水をはったボウルに入れて冷ます。水気を切って完成
【簡単編】さやいんげんの茹で方
お湯で茹でずに食べられる方法を紹介します。
①〜③は鍋で茹でるときと同じ
④ ラップで包み、600Wのレンジで1分半加熱する
⑤ ラップをはずし氷水をはったボウルに入れて冷ます。水気を切ったら完成
茹で方のポイント
- 以前は固い筋の入ったさやいんげんも多かったが、現在では筋があまり気にならないものも多く売られている。筋取りが必要かどうかは、1〜2本試した上で判断する。
- 板ずりしてから茹でると、さやいんげんの鮮やかな緑を引き立たせることができる。また、調理の際に味が染み込みやすくなるというメリットもある。
- さやいんげんがやわらかい場合は、板ずりせずに茹でたほうがシャキっとした食感が残る。
さやいんげんを焼いて食べる場合は?
【基本の茹で方】【簡単な茹で方】の共通工程「①筋を取る」「②へたを切り落とす」の下処理をしたあと、さやいんげんをフライパンに入れ、中火で5分ほど軽く焼き色がつくまで焼くとおいしく食べられます。