甘くてシャキッとした食感が特徴のいんげん。いろいろな料理に使える野菜なので、ストックできると便利ですよね。
そんなときは、冷凍保存がおすすめ。正しいやり方で冷凍すれば、長期間おいしく保存できますよ。
そこで今回は、いんげんの冷凍保存についてご紹介します。
いんげんは冷凍できる?保存期間は?
いんげんは8℃くらいの温度環境を好む野菜なので、冷蔵保存が基本。しかし3〜4日ほどしか日持ちしません。
もっと長く保存しておきたいときは、冷凍保存しましょう。約1ヶ月日持ちしますよ。
好きなタイミングで必要な分だけ取り出して調理できるので、使い勝手もいいですよ。
いんげんの冷凍保存の手順は?
いんげんの冷凍保存のやり方は、「生で冷凍する方法」と「茹でて冷凍する方法」の2通りがおすすめです。
① 生で冷凍する方法
いんげんのヘタと筋を取り除き、必要であれば好みのサイズにカットします。
それから冷凍用保存袋に平たくなるように入れ、金属製のトレイに乗せて冷凍室で凍らせましょう。短時間で凍らせることで、鮮度をキープしたまま保存しやすくなりますよ。
② 茹でて冷凍する方法
フライパンなどにいんげん100gと水大さじ3と塩小さじ1/4程度を加え、フタをして1分半ほど蒸します。
それから氷水に20秒程度、サッとさらして、ペーパータオルなどで水気を取り除きましょう。
さいごに筋とヘタを取って、冷凍用保存袋に空気を抜きながら入れたら完了です。金属トレイがあればその上に乗せて冷凍してくださいね。
茹でてから冷凍する方法は、すでに下処理と下茹でが済んでいるので、調理の時間をグッと短縮できますよ。
いんげんを冷凍するときのポイントは?
いんげんをはじめ食材を冷凍するときは、短時間で凍らせることで鮮度を保たせやすくなります。
効率よく冷凍できるよう、保存袋に入れるときはできるだけ平らにしたり、金属トレイに乗せて冷蔵室へ入れたりするといいですよ。
また、いんげんは冷凍すると生のときの歯ごたえは失われてしまいます。炒めものなどに活用するのがおすすめですよ。
いんげんの冷凍保存を利用して料理を楽しもう
いろいろな料理に使えるだけでなく、料理に色を足して華やかにもしてくれるいんげん。余ってしまったときもムダなく使い切れるよう、ぜひ冷凍保存を活用してみてくださいね。