鮮やかなオレンジ色で料理に彩りを添える「人参」。1年を通して入手でき、サラダや煮物、炒めものなど調理しやすい定番野菜です。

使う頻度も高いからこそ、おいしい人参を食べたいですよね。そこで今回は、おいしい人参の選び方を紹介します。

人参がおいしい時期って?旬はいつなの?

人参 にんじん 常温保存 ジュートバッグ

人参は1年を通して手に入る野菜で、春夏人参、秋人参、冬人参などの種類があります。徳島県、千葉県、北海道が主な産地です。

秋〜冬にかけての人参が甘みや栄養成分が高く、もっともおいしい時期といわれます。

おいしい人参の選び方|見分け方のコツは?

人参 にんじん 3本 横

1年中出回っている人参の、どこ見ればおいしいと見分けられるのでしょうか。見た目や触って見分ける方法として、以下4つのポイントをチェックしてくださいね。

1. 表面

人参 にんじん ななめ

・凹凸がなく表皮がなめらか
・つややか
・色が濃く、赤みが強い
・ひげが少ない

みずみずしく栄養素の高い人参は色濃く、つややか。食べごろを過ぎている人参は、ひげが多いので注意。

2. 葉がついていたヘタの部分

人参 にんじん 2本 縦

・葉がついていた部分(切り株)が小さいもの
・葉がついていた部分が黒ずんでいないもの
・葉がついていた部分から新たな葉が出ていないもの

切り口の直径が小さいと人参の芯も細く、やわらかい肉質でおいしい。

3. 形

人参 にんじん 2本 縦

・太い
・丸みをおびている

太くて、丸みをおびているほうが味がよいといわれています。

4. 触感

人参 にんじん 3本 からまる

・触ったときに硬い
・重量感がある

硬くて重量感があるほうが、みがつまっている証拠です。

番外編:葉付き人参

基本的に葉付き人参は新鮮ですが、しっかりとした緑色で、しなびていないピンと張りがあるものがおすすめです。

葉に栄養を取られないようにするために、購入後早めに葉を落とすのがポイント。人参の葉も料理に使えます。

おいしい人参の選び方|袋売り人参の見分け方は?

人参 にんじん 選び方

人参は1本ずつ売られているものもありますが、多くは袋に数本入って売られているものが多いですよね。

そんな袋入り人参を購入する場合は、袋に水滴がついていないことを確認しましょう。

水分がついているということは、人参から水分が出て人参の味が落ちていることが多いので注意してください。

おいしい人参の見分け方を覚えて料理を楽しもう

人参 にんじん 細切り 切り方

料理作りの基本は、食材選び。甘くておいしい人参の見分け方がわかると、選んで買い物することや人参を使った料理がより楽しくなります。

この機会にぜひ「おいしい人参の見分け方」を覚えてくださいね。