低カロリーでタンパク質も豊富な鶏むね肉。ヘルシーなのに食べ応え抜群なので、ダイエット中や、体を鍛えている方にも嬉しい食材ですよね。
でも茹で方によっては、パサパサになってしまうことも。そこで今回は、鶏むね肉の茹で方についてご紹介していきます。
鶏むね肉の茹で方|正しい手順は?
さっそく、鶏むね肉の茹で方をご紹介します。
①下味をつける
鶏むね肉2枚に対して、塩と砂糖小さじ1ずつ、日本酒大さじ1で下味をつけておきます。
それぞれしっかりと揉み込んだら、15分ほどおきましょう。
夏の暑い時期は鶏むね肉が傷みやすくなるので、ラップをかけて冷蔵庫に入れてくださいね。それ以外の暑くない時期は、常温でもOKです。
②茹でる
大きな鍋に水を入れ、青ネギやしょうがを入れて火にかけます。洋風にしたいときは、ローリエやセロリの葉、パセリの茎などを入れてもいいですね。
鶏むね肉を入れて、お湯の温度が70℃くらいになったら、沸騰しないよう弱火にします。アクをとって、鶏むね肉を裏返したら火を止めましょう。
ふたをして30分ほど保温し、鶏むね肉に火が通ったら完成です。菜箸がスッと刺されば、火が通っていますよ。
③茹で汁をこす
茹で汁は、さっぱりとおいしい鶏のスープになっています。温かいうちにこしておき、スープやうどん、おかゆなど、いろいろなメニューに活用してみてくださいね。
鶏むね肉の茹で方|失敗しないコツは?
鶏むね肉は、茹で方のポイントを押さえればパサパサせず、柔らかくジューシーに仕上がりますよ。
①下味の砂糖がお肉をやわらかくする
砂糖は水に溶けやすく(親水性)、また近くの水分を吸収して(脱水性)離さない性質(保水性)を持っています。
つまり、砂糖が水分を引きつけた分水とタンパク質が結びつきやすくなり、お肉が柔らかくなるんです。
②余熱でじっくり火を通そう
鶏むね肉がパサパサと硬くなってしまう原因は、加熱し過ぎによるものです。
茹でるときは沸騰させないようにしながら、余熱でじっくり火を通してくださいね。
鶏むね肉を茹でておいしく食べよう
ヘルシーで栄養たっぷりな鶏むね肉。上手に茹でてしっとりジューシーな鶏むね肉を堪能してくださいね。