夏はとうもろこしがおいしい季節。丸ごと食卓へ出すだけで、ちょっとした"ごちそう感”がありますよね。

子供も大人も大好きなとうもろこしですが、どうやって茹でるのが正解なの?と疑問に思う人もいると思います。

そこで今回は、とうもろこしの甘さとジューシーさを引き出す基本の茹で方と、電子レンジを使った簡単な茹で方を紹介します。

とうもろこしを茹でるのに必要な材料と道具

とうもろこしをおいしく茹でるために必要なアイテムは以下の通りです。基本的な調理器具があればOKです。

【材料】
・とうもろこし…3本 (1本約300g)
・水…1500ml
・塩…30g(水に対して2%が目安)

【必要な道具】
・まな板
・包丁
・鍋(とうもろこしが横に入るサイズ)
・菜箸
・ザル

【基本編】とうもろこしの茹で方

とうもろこしをおいしく食べるには、皮をすべて取らずに茹でるのが大切なポイントです。甘さとジューシーさを引き立てる茹で方を、この機会にぜひ覚えてくださいね。

とうもろこしの湯で時間はお湯で10分ほどです。

① とうもろこしの厚い外側の皮をむき、ひげと内側の薄皮を1〜2枚残す。

とうもろこし 茹で方 皮をむく
※下まで筋が取りきれなかった場合は、上下を反対に持ち替えて同じように先端を折り、ゆっくりと引いて筋を取る。

② 鍋に入れやすいよう余分な茎をカットする

とうもろこし 茹で方 茎をカットする

③ 水と塩を鍋に入れ中〜強火にかける。沸騰したらグツグツと軽く煮立つ程度の火加減に調節し、とうもろこしを鍋に入れて10分ほど茹でる

とうもろこし 茹で方 鍋で茹でる
※途中2〜3度とうもろこしを鍋の中で回転させながら茹でる。

④ とうもろこしが茹で上がったら、10分間そのまま茹で湯に入れたままにし、ザルにあげてひげと薄皮を取り除いて完成

とうもろこし 茹で方 薄皮をむく
※熱いのでタオルなどで持ちながら皮をむく。

【簡単編】電子レンジを使ったとうもろこしの茹で方

お湯で茹でずに食べられる方法を紹介します。

①と②は鍋で茹でるときと同じ

とうもろこし 茹で方 皮をむく
とうもろこし 茹で方 茎をカットする

③ とうもろこしをラップでくるみ、500Wのレンジで5分加熱する

とうもろこし 茹で方 ラップに巻きレンジで温める

④ タオルなどを使ってとうもろこしを取り出し、ひげと皮を取り除いて完成

とうもろこし 茹で方 薄皮をむく
※熱いのでやけどに注意しながら皮を取る。

茹で方のポイント

  1. 茹で上がったら、粗熱が取るまで茹で湯に入れておくと塩味がしっかりなじんで甘みが引き立つ。
  2. 皮を残して茹でると、とうもろこしの水分が保ちやすくジューシーに仕上がる。
  3. ラップがない場合は、ラップの役割をする皮をほぼ残せばそのままレンジで加熱することもできる。
  4. レンジで加熱すると水っぽくならず、うまみや栄養分がお湯に流出するのを防げる。

教えて!

エコなわざあり

とうもろこしを焼いて食べる場合は?

焼きとうもろこしにしたい場合は、あらかじめ茹でるもしくはレンジで加熱したとうもろこしを使います。

① フライパンを中火にかけ、転がしながらこんがりと焼き目がつくまで5分前後焼く

② 仕上げに醤油とみりんを1:1で混ぜたものをハケで塗って焼くと、香ばしくおいしく仕上がる