コロコロとした小さなサイズが可愛らしい芽キャベツ。一般的なキャベツとは別の品種で、ビタミンCや食物繊維はその3〜4倍ほどあると言われています。
生だとアクがあるので、調理の前には下茹でするのがおすすめ。そこで今回は、芽キャベツの下茹での方法をご紹介します。
もくじ
芽キャベツは湯で時間が重要!
芽キャベツは生だとアクがあり、えぐみを感じやすいので、下茹でをしてから使うのが一般的です。
ただ、茹で時間は2〜3分と短めで、茹ですぎは厳禁。長時間茹でると食感が損なわれるだけでなく、せっかくの栄養素がお湯に抜け出てしまいます。
下記で芽キャベツの適切な茹で方を紹介するので、参考にしてみてください。
芽キャベツの茹で方
①下準備をする
茹でる前に、芽キャベツの葉で茶色っぽくなった部分などがあったらはがしておきます。
水でさっと洗い、お尻部分に十字の切り込みを入れておきましょう。これで中まで火が通りやすくなります。
②たっぷりのお湯で茹でる
鍋にお湯を沸騰させ、塩を少々加えます。塩の量は、1リットルの水に対して小さじ1程度が目安です。
沸騰したら芽キャベツを入れ、中火で2〜3分茹でましょう。
芽キャベツはお湯に浮いてくるので、菜箸などで軽く混ぜながら茹でるといいですよ。
③ざるに上げてそのまま冷ます
2〜3分茹でたら、ざるなどに上げて湯切りをします。そのまま自然に冷まして、予熱で中まで火を通します。粗熱がとれれば出来上がりです!
芽キャベツは茹で時間以外に注意することはある?
芽キャベツを茹でる際は、カットせずに丸ごと茹でるのがおすすめです。切ってしまうと水っぽくなり、味が薄くなってしまいます。
また、茹でた後水にさらすとびしょっとした食感になってしまうので、湯切りをしたあとは自然に冷ますのもポイントです。
芽キャベツを茹でておいしく食べよう!
芽キャベツは春野菜だと思われがちですが、意外にも秋〜冬にかけてが旬の時期です。煮込み料理や炒めもの、サラダなどでおいしく食べることができますよ。
下茹でしておけば、メイン料理の付け合せや彩りにもさっと使えて便利です。適切な湯で時間で茹でると甘みがあって食感も良いので、ぜひ試してみてくださいね。