強い磯の風味が特徴のホヤ。特殊な形をしちえるので、どうさばけばいいのか迷いますよね。
そこで今回は、ホヤのさばき方についてご紹介します。正しくさばけば磯の風味をさらにアップさせられるので、チェックしてみてくださいね。
※包丁を持つ手が右手の場合で説明しています。[table_of_contents][affiliate amazon="" rakuten=""]
ホヤはどうさばく?
ホヤにはいろいろな種類がありますが、食べられるのは「真ホヤ」「赤ボヤ」とあまりありません。
種類によって細かい違いはありますが、基本的には次の工程でさばけますよ。
②根を取る
③内臓や泥、排泄物などを取り出す
④洗って水気を拭き取る
ホヤの正しいさばき方
ホヤの頂上には2つ突起があり、プラスの形をしたものが入水孔、マイナスの形をしたものが出水孔と呼ばれています。どちらも入水孔から水を抜くのがポイントです。
殻についた汚れを洗って落としたら、入水孔の先を切り、中の水(ホヤ水)を絞り出します。この水は後で使用するので、ボウルなどに入れて取っておいてくださいね。
それから出水孔の先、根の部分の順に切り取ります。
孔側を上にして置いて縦半分にカットし、切っ先で内臓や泥、排泄物などをていねいに取り除いたら、取っておいたホヤ水で殻ごと洗いましょう。
汚れを落としてからキッチンペーパーで水気を拭き取って完了です。
赤ボヤの場合は、カットした根に身がつまっているので、手で取り出しましょう。
また、赤ボヤは水管の中に排泄物や泥などが入っています。逆さ包丁で切っ先を水管に差し入れて切り開き、ていねいに取り除いてくださいね。
ホヤをさばくときに気をつけることは?
ホヤは、いきなり半分にカットするのはNG。大量の汁が溢れ出てしまうので、必ず入水孔からホヤ水を抜いてくださいね。
また、内臓などをきれいに洗うとき、水を使うのはおすすめしません。磯の風味を保つためにも、ホヤ水を使ってくださいね。
もし足りない場合は、塩分濃度3%の塩水を使って洗ってくださいね。
風味を保ちながらホヤをおいしくさばこう!
ホヤは、内臓などをていねいに処理することでおいしく食べられます。磯の風味をさらにアップさせるために、ホヤ水や塩水をうまく活用するといいですよ。ホヤを正しくさばいておいしく食べてくださいね。