春から夏にかけて旬の時期を迎えるあさり。お味噌汁や蒸し料理など幅広く活躍してくれる魚介の1つですよね。

今回は、そんなあさりの賞味期限について、長持ちさせる方法やその際の注意点などについてご紹介します。

あさりの賞味期限は?

あさり ボンゴレ パスタ

あさりの賞味期限は、冷蔵室で2〜3日間、冷凍すると2〜3週間ほどです。

冷蔵室で保存する場合は毎日水を取り替える必要があるので、水の取り替えが面倒なときは砂抜きしたあと冷凍保存してしまいましょう。

あさりの賞味期限を2〜3週間にする方法

あさりの賞味期限が1番長くなるのは、上述したように砂抜き後に冷凍保存する方法です。下記で砂抜きと冷凍保存の手順をご紹介します。

砂抜き

水500mlに対して15g( 3%)の塩を混ぜて塩水を用意します。そこへあさりを入れ、日の当たらない冷暗所などで30分ほど放置します。あさりが口を開けて砂を吐き出しているのが確認できたら塩水から取り出し、真水で殻同士が擦れるようにして表面の汚れを落とします。

冷凍保存

砂抜きしたあさりを、氷水のはったボウルなどにつけて冷やします。ザルにあさりをあげて少し水気切りましょう。あさりの表面が凍るよう全ての水気をきる必要はありません。

最後は、保存用の袋にうつしてしっかり空気を抜き、冷凍庫へ入れたら完了です。

あさりの賞味期限を長くするうえで注意することは?

あさり 塩抜き

あさりの賞味期限を長持ちさせる上で大切なのは、塩抜きをしてよく洗うことです。塩抜きが不十分だと、いざ食べるときに「じゃり」っと砂を食べることになりかねません。また、殻の汚れがヌメリを取りきっておかないと、殻ごと料理するときに困ります。

心配な方は、砂抜き後にあさりの中身だけを取り出して保存する方法もあります。

殻からむいた身をボウルにいれて熱湯をさっとかけてからすぐに冷まし、保存用の袋に入れて冷凍しましょう。こうすると、砂抜きや殻の汚れといった不安がなくなりますよ。

あさりの賞味期限が切れたら食べないほうがいい?

あさり かご

あさりの賞味期限がいつの間にか切れていた…なんてときもありますよね。心もともと食材の「賞味期限」を1〜2日すぎたくらいでは体に害はでないとされていますが、心配な方は食べるのを控えて処分してしまいましょう。

また、塩抜きなど正しい保存の処理をしていない場合は賞味期限内でも異臭がしはじめたりすることもあリます。そんなときは、無理をして食べようとせず廃棄してくださいね。

あさりをすぐに食べないなら賞味期限が長い冷凍保存を!

あさり 味噌汁

あさりの賞味期限は冷蔵保存で2〜3日、冷凍保存で2〜3週間ほどです。基本的にはパックに記載されている賞味期限を参考にしつつ、潮干狩りなど自分であさりをとってきたときはこれらの賞味期限期間を参考にしてみてくださいね。