押入れにカビができてしまって困っていませんか?どうにかしたくても、何でどう落とせばいいのかよくわかりませんよね。

そこで今回は、押入れに発生したカビを退治する方法と、再発防止の工夫をまとめてご紹介します。マスターすれば、カビがつかない清潔な押入れが手に入りますよ。

押入れにカビができる原因は?

? 疑問

押入れにカビが生えてしまうのは押入れがカビにとって快適な環境だから

カビは「温かくジメッとしていて、汚れの多い場所」を好みます。押入れは扉を締め切ってしまうと空気がこもるうえ、ほとんど掃除をしないのでホコリなどもいっぱい。いつの間にかカビの温床になっているんですよ。

頻繁に扉を開け閉めしない押入れは要注意。壁際や床の隅にカビが生えていないかチェックしてみてください。

押入れには2種類のカビがつく!

天井のカビ

押入れ内には「白カビ」と「黒カビ」、2色のカビが発生します。「見つけ次第取り除く」のはどちらにも共通のポイント。それ以外にどんな特徴があるのか確認してみましょう。

白カビ

綿のようにふわふわとした汚れがついているなら、それは白カビ。ホコリと見間違えるほどで「あとで掃除すればいいかな…」と、つい見逃してしまいますが、衣類や布団についてアレルギーを引き起こす原因にもなるやっかいなカビです。

黒カビ

白カビよりもやっかいなのがこの黒カビ。放っておくと素材の奥深くまで根を張り、ガンコにこびりついてしまいます。こうなると雑巾で表面をこすったくらいではダメで、漂白しないと黒いシミが取り除けません。

押入れにカビができてしまったら?完全に除去できる?

カビ

押入れのカビは、白カビでも黒カビでもできてすぐであれば取りやすいですが、黒いシミがつくほどなら、そのシミ跡までキレイに取り除くのはむずかしいと考えましょう。

カビのシミは素材の奥まで根を張って繁殖した証拠。奥に入りこんだシミまで取り除くのは漂白効果のある強い洗剤を使う必要があります。ただ、押入れなどに使われている壁紙や木材はデリケートなものが多く、無理に漂白すると傷つけてしまう可能性があります。

シミは取れなくてもカビの除菌自体は簡単にできます。ここで紹介するやり方でキレイに落としていきましょう。

押入れのカビ取りに必要なものは?

アルコール消毒スプレー パストリーゼ

用意するもの
必須
『パストリーゼ』などのアルコール除菌スプレー
雑巾

必要なのはたったの2つ。カビは「アルコールに弱い」という性質があるので、消毒に使うアルコールスプレーがあれば簡単に除菌ができますよ。あとは「捨ててもいい清潔な雑巾」があれば準備完了です。

押入れのカビを取る基本の方法!

スプレーを吹きかけ掃除する

カビを退治するには、まず押入れの中のものを全部出すのが大切。どこまでカビが広がっているかわからないので、念のため奥までしっかり確認しましょう。

収納物を取り出す

カビ移りがないか、カビのもととなるものがないかチェックしながら収納物をすべて取り出す。

拭き掃除

アルコールを含ませた雑巾で、カビが目立つ部分を拭き取る。同じ雑巾で拭き続けると菌を広げる可能性があるので、こまめに面を変えたり、捨てて新しいものに交換したりするのがコツ。

よく乾かす

水分を残すとカビが再発しやすいので10分ほどおいて完全に乾かす。窓をあけて換気するとよい。

元に戻す

収納していたものにカビがないか細かく確認し、もとに戻せば完了。カビがついているものは、スプレーで消毒する。

スプレーを直接吹き付けると胞子が舞い上がるので、雑巾に吹きつけてから拭き掃除するのがポイント。

布団などを収納している場合は、カビが繁殖しやすくなっているかもしれません。半日ほど干してから戻すとカビ対策になりますよ。

押入れのガンコなカビも除去したいなら…

水分を吸い込む壁紙や塗装が剥げやすい木材など、デリケートな素材に黒カビができると、シミまでキレイにならなくてモヤモヤする人もいるかもしれません。

そんな人におすすめなのが、専用のカビ取り剤です。素材を傷めずに漂白もできる商品が販売されているので、必要があれば購入を検討してみてください。

『カビホワイト カビ強力除去スプレー』(ビーワンコーポレーション)

カビホワイトは、布クロスの壁紙や土壁などに使えるカビ掃除専用の洗剤です。使い方はカビに直接吹き付けるだけととても簡単。仕上げの拭き掃除などは必要なく、そのまま乾くのを待てばOKです。

乾燥すると身体に害のない成分に変わるので安心、しみ込んだカビが30分ほどで元通りのキレイな姿に戻りますよ。

『カビホワイト カビソフト除去スプレー』(ビーワンコーポレーション)

カビホワイトの別タイプ。木材や畳など、色落ちするものにできたカビ取りに使えます。使い方もほぼ同じで、カビにスプレーして、30分ほど放置して乾かすだけ。とっても簡単に使えます。

覚えておきたい

エコなわざあり

押入れのカビに漂白剤は使っちゃダメ?

キッチンハイター 塩素系漂白剤

カビを落とすのに真っ先に頭に浮かぶのが『カビキラー』などの漂白剤ではないでしょうか。しかし、『カビキラー』などのいわゆる「塩素系」と呼ばれる漂白剤は押入れのカビ退治には向いていません

押入れの壁はベニヤ板や合板と呼ばれる木の板でできていて、強い洗剤を使った掃除は想定されていません。そのため、漂白剤を使うと変色したり腐ったり傷む可能性があります

どうしても使いたい場合は、漂白剤を10倍ほどに薄めたもので拭き掃除する方法もないわけではありません。ただし、水拭きと乾拭きでよく拭き取ってあげないと漂白剤が残って、どんどん素材を傷めてしまいます。

まずは目立たない隅のほうでテストするなど、慎重に使いましょう。

押入れのカビは日々の予防が大切

換気

押入れのカビを退治したあとは、再発させない工夫が大切です。カビが住みにくい環境をつくれれば、また悩まされることはなくなりますよ。

扉をあけておく

一番手っ取り早くできるのが「扉を開け放って換気する」方法です。カビは空気がこもってジメッとした場所を好むので、扉を少し開けて自然と空気が循環させるだけで予防になります。

収納を考え直す

「風通し」の観点から押入れの収納を見直すのも1つです。ぎっしり収納されていると風の通り道がなくなって空気がこもるので、ゆとりをもった収納に変えましょう。布団など湿気をためやすいものは、すのこなどの上に乗せるとカビ予防になります。

定期的に掃除する

ホコリや汚れはカビのエサになるので定期的に取り除きましょう。こまめに掃除する必要はありませんが、衣替えの度に念入りに掃除するよう心がけるとキレイな状態を保てますよ。

押入れのカビは便利グッズで予防!

間取りの都合でこまめなケアがむずかしかったり、頻繁に掃除するのが面倒だったりする場合は、カビを予防してくれるアイテムを使うのがおすすめ。

『押入れのカビきれい』(コジット)

押入れの天井に貼り付けるタイプの防カビ剤です。化学的な成分を使っておらず、微生物の作用でカビを防ぐのが特長です。一度貼れば半年間も効果が続く便利グッズです。

『ぐんぐん吸いこむ大判シート』(エステー)

押入れの湿気を吸い込んでくれるシート状の除湿剤です。シート状なので布団の下に敷いたり、すき間に入れたりとさまざまな使い方ができるのが特長。天日干しして湿気を飛ばせば繰り返し何度も使えますよ。

『備長炭ドライペット』(エステー)

押入れなど湿気の多くなりがちな場所で活躍する置き型の除湿剤です。湿気と一緒にイヤな臭いも吸い取ってくれるので、いつも快適な押入れに保ってくれますよ。

押入れのカビを退治して、衣類や布団をキレイに保つ

布団

押入れにカビができるなんて思いもよらなかったママも多いかもしれません。経験のない汚れにどうやって対処したらいいのかわからず困ってしまうものです。

しかし、押入れのカビはアルコールですみずみまで拭き掃除すればきちんと退治ができます。そして掃除したあとはこまめに換気するようにし、カビが住みにくい環境を整えましょう。

押し入れのカビ対策をしっかりして、収納している衣類や布団をカビから守ってくださいね。