ちょっとした場所にたまっているホコリ。少し見ないあいだに「こんなにホコリが…」とビックリした経験はないでしょうか?キレイに掃除したいし、はじめからホコリがたまらないような工夫もできるといいですよね。
そこで今回は簡単にできるホコリ掃除のコツと対策をまとめてご紹介します。
もくじ
ホコリの正体ってそもそも何?
![ほこり ホコリ ハウスダスト](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/005/436/pixta_1142198_S-thumb_480.jpg?1511767758)
そもそも、「ホコリってどこからきてるの?」と不思議に思いませんか?
ホコリの正体は、洋服の糸くずや砂ボコリ、フケ、髪の毛などが混ざりあったもので、洋服や布団などを動かすたびに、細かい繊維が空気中を舞って、どんどん積もっていきます。
ホコリはダニやカビの大好物なので、放っておくとアレルギーの原因になることも。家族の健康を守るためにもできるだけ取り除くようにしましょう。
ホコリの掃除|用意するグッズと掃除の手順
![ハンディモップでホコリ取り](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/005/217/pixta_9577473_S-thumb_480.jpg?1510903199)
- 必須
- 『クイックルワイパー』などのペーパーモップ
- ハンディモップ
- 雑巾(いらない布)
掃除道具といえば掃除機がすぐに思い浮かぶかもしれませんが、ホコリを掃除するときには注意が必要。掃除機の排気でホコリがいっきに空気中に舞い上がってしまう可能性があります。
ホコリが多いかも…と思ったら、まずはペーパーモップかハンディモップでの掃除がおすすめですよ。
![ハンディモップ](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/005/205/pixta_27378401_M-thumb_480.jpg?1510822135)
ホコリが出るのは仕方ないことなので、ホコリがたまりやすい場所をこまめに掃除してあげるのが大切です。どこを掃除する場合も基本は同じ。以下の手順で掃除しましょう。
窓を開けて換気をする
掃除中に舞い上がったホコリが外に出るようにしておく。2つ以上窓を開けて、空気の流れを作るのがポイント。
ハンディモップでホコリを取る
ホコリが乾いている状態でハンディモップでなでて取り除く。先に水拭きすると湿ってホコリが取れない。
水拭きする
ホコリを取ったら水で固く絞った雑巾で拭く。こまめに折り返して拭き取ったホコリを別の場所に移さないように注意。
フローリングのホコリを取る
フローリング(ホコリを掃除した場所の直下)に落ちたホコリをペーパーモップで取れば完了。
ホコリは空気中を舞っているので、照明器具、家具や家電の上、壁のスイッチやインターフォンの上など、高い位置にたまっているので見落とさないようにしましょう。
ホコリの掃除|取り方のコツは?
おうちのホコリはちょっとした工夫で効率的に掃除できます。押さえておくべきポイントをご紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
![ホコリ掃除のコツ](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/026/452/%E3%83%9B%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%81%AE%E6%8E%83%E9%99%A4%E3%80%80%E5%8F%96%E3%82%8A%E6%96%B9%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%84%E3%81%AF%EF%BC%9F-thumb_480.png?1671777508)
高いところから低いところの順で掃除する
ホコリは上から下に向かって落とすのが掃除の鉄則です。最後にフローリングの隅にたまったホコリとまとめて一掃すれば完璧。下から掃除すると二度手間になるので気をつけてくださいね。
空気中のホコリも意識する
目に見えるホコリばかりに目がいってしまいますが、空気中にホコリが漂っていることも忘れないでくださいね。窓を開けて換気したり、空気清浄機をつけておいたり、換気扇をつけておくと風の流れができてホコリが少なくなります。
ホコリの掃除|おすすめの掃除グッズ4選
ホコリを効率的に掃除するグッズはたくさん販売されています。いくつかご紹介するので、必要があれば購入を検討してみてください。ほかにも工夫をこらした商品がいろいろあるので探してみると楽しいですよ。
『激落ちクロス』(レック)
メラミンスポンジの『激落ちくん』でおなじみのレック株式会社から発売されているマイクロファイバークロス。極細の化学繊維でできているので水拭きするときにホコリをごっそりからめとってくれます。
『エチケットブラシ ぱくぱくローラー』(日本シール)
ホコリやそれ以外にペットの毛などもまとめて吸着してくれるローラーで、コロコロころがすだけで簡単に集められます。フタが開いて集めたゴミが捨てられるようになっているので、繰り返し何度でも使えます。
『エレキャッチ自在4.9m』(アズマ工業)
静電気で汚れを吸着するヘッドがついたモップです。最長で4.9m伸びるので、高い位置についた照明や天井、エアコンの上にたまったホコリを取れます。ボタン1つでヘッド部分が取り外せるので、低い位置のホコリ取りにも便利。
『汚れをかき取る ふわふわ お掃除手袋』(エムワールド)
手袋型のまとめてホコリを取れる便利グッズです。最大の特徴は長いふさふさの毛がついていることで、目につく大きめのホコリはすべてまとめて絡め取ってくれます。ホコリがたまりやすいコードの周りなどの掃除におすすめですよ。
ホコリの掃除|汚れる前に予防するのも大切
普段の心がけ次第で、ホコリがたまりにくくすることもできます。
![ホコリの掃除予防](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/026/453/%E3%83%9B%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%81%AE%E6%8E%83%E9%99%A4%E4%BA%88%E9%98%B2-thumb_480.png?1671807410)
こまめに部屋の換気をする
ホコリは空気中を舞っているので、換気をして空気を入れ替えると外に逃がすことができます。毎日1回はお部屋の換気をするとホコリ対策になりますよ。
布製品に掃除機をかける
ホコリの原因は布製品なので、カーテンやクッション、マットなどはこまめに掃除機をかけておきましょう。そのときは換気も忘れずに。
柔軟剤を使う
実は洗濯用柔軟剤を活用すれば、ホコリがたまりにくくできるんですよ。
ホコリは静電気に吸い寄せられる特徴があるのですが、柔軟剤にはこの静電気を防ぐ力があります。家具や家電に柔軟剤をつけることで、静電気の発生をおさえてホコリがたまりにくくなるというわけなんです。
ホコリ掃除は「ついでにちょこっと」で毎日キレイに
![クイックルワイパーでフローリング掃除](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/011/743/_DSC9572-thumb_480.jpg?1536542321)
どんなに掃除をしていてもホコリはたまってくるものです。毎回気合を入れて掃除をしても、徒労感のほうが大きくなりますよね。
そこでおすすめなのは、普段から家具や家電などをハンディモップで「ついで掃除」することです。テレビを見ながらササッと、あるいは窓やフローリング掃除のついでにと、日々の行動にあわせて部分的にホコリを払う習慣をつけると、ホコリに悩まされることが少なくなりますよ。