何度掃除してもすぐに現れるホコリに悩まされている人は多いと思います。どうにかして根こそぎ取り切る方法はないのかな…?と気になりますよね。
そこで今回は、ホコリはそもそもどうやってできるものなのか、減らすにはどうすればいいのか、といった情報をまとめてご紹介します。
ホコリとは?除去する方法はある?

その発生源は服やタオル、布団などの「布類」がメインです。また、外から舞い込むこともあります。
生活している以上、あらゆる場面でホコリは出てくるので、完全にはなくせません。しかし、ホコリを効率的に減らしたり、出にくくしたりすることはできます。
掃除の手間を省くためにも、ここで紹介するコツを覚えて取り入れてみてくださいね。
ホコリを除去してもすぐにたまる理由
まずはホコリがすぐにたまってしまう原因を突き止めましょう。ホコリがひどい部屋は、次の3つのどれかがあてはまるはず。見渡しながらチェックしてみてください。
チェック①|どこかに塊がある

目の届かない高い場所、細いすき間、部屋の四角などを一度確認してみましょう。
チェック②|布製品が多い

ホコリはほとんどが布の糸くずからできています。ソファやこたつ布団、洗濯物などがいっぱい置かれた部屋では、新たなホコリが次々と発生しやすくなっているので注意しましょう。
チェック③|空気中に漂っている

空気中に漂うホコリがいっぱいだと、朝掃除しても時間をかけて床に落ちてきて夜にはまた積もっている…なんてことにもなってしまいます。
ホコリを効率的に除去する方法は?
ホコリをできるだけ効率的に除去するには3つのポイントがあります。「掃除の順序を工夫してホコリを舞い上げない」を念頭に掃除してみましょう。
① 上から下に

ホコリを取ったあとに拭き掃除までできるとベストですが、とりあえずはモップで取れれば大丈夫。高いところから徐々に床に向かって掃除しましょう。
② 掃除機を使うのは最後

掃除機は排気の風でせっかく落ちたホコリをまた舞い上げてしまうので、ペーパーモップなどでできるだけ集めておくと効率的です。
大まかなホコリが取れたら、最後に掃除機をかけます。家具のあいだやテレビの裏など、すき間に集まるホコリまでしっかり吸い取りましょう。
③ 仕上げに換気する

換気は10分ほどでOK。新鮮な空気に入れ替わって気分もリフレッシュしますよ。
ふだんからできるホコリ除去のコツは?
念入りな掃除をしておくとしばらくはホコリに悩まされなくなります。でも、念入りな掃除をこまめにするのは時間や手間がかかって大変ですね。
負担を減らすにはふだんの生活のなかでホコリをためにくくするコツがあります。
風通しをよくする

「家具と壁のあいだにすき間をつくらない」「部屋の隅は空けておく」など、配置を意識するとホコリが隅っこに入り込みにくくなり、取り除くのも簡単ですよ。
家電で取り除く

ホコリ除去に向いた便利家電は?
空気中のホコリは空気清浄機を使うとラクに取り除けます。「お部屋の広さに対応しているか」「微細なホコリまでキャッチできるか」「手入れは簡単か」といった観点から選んでみてくださいね。
『PM2.5対応空気清浄機』(日立)
PM2.5という微細なホコリまでしっかりキャッチする空気清浄機です。8畳の部屋を20分ほどでキレイにする力があります。コンパクトなデザインなので寝室用などにおすすめ。
『空気清浄機能付 テーブルファン』(ダイソン)
ダイソンの空気清浄機付き扇風機です。PM2.5よりもさらに細かいホコリまで99%以上取り除いてくれる力があります。インテリアにも馴染むデザインなので、リビングに置いてもじゃまになりません。
『空気清浄機』(ブルーエア)
スウェーデン発のメーカーが発売する空気清浄機で、パワフルに空気を吸引し、高性能なフィルターで微細なゴミまで取り除きます。6ヶ月ごとにフィルターを交換するだけとお手入れもラクちん。シンプルなデザインなので、インテリアにこだわりたいおうちにおすすめです。
ホコリ除去はこまめな掃除が不可欠

一番効果のあるホコリ対策は、こまめに掃除することです。どこにホコリがたまりやすいかチェックしてみると、日々の掃除が効率的にできますよ。
こまめな掃除を心がけて、家族みんなの居心地のよい空間をつくりましょう。