カーペットは敷くだけであたたかくなり、お部屋の見た目も明るくなりますよね。でも、髪の毛やホコリがたまりやすく、すぐに汚れてしまうのが困ったところ。
家族みんなが集まる場所なので、できるだけキレイにしておきたい!と考えるママも多いはず。
そこで今回は、カーペットのホコリを取るコツをご紹介します。
カーペットや絨毯にホコリが絡む原因は?
カーペットはフローリングとは違ってホコリが舞い上がらないのが魅力的な点ですが、部屋中のホコリをしっかりキャッチしてくれた分、取り除くのは少しめんどう。
毛足の長いカーペットほど「ホコリを絡め取って離さない」特徴があり、ホコリがどんどんたまってしまいます。
とはいえ、取り除くのに特別な道具は必要ありません。次で紹介する方法でしっかり取り除けるので、掃除後は子供が寝転んでも安心ですよ。
カーペットや絨毯のホコリ取り|絡まったゴミ取りのコツ
カーペットに絡みついたホコリは、『コロコロ』などの粘着式カーペットクリーナーと掃除機を組み合わせて使うのがおすすめ。
表面に絡まったホコリや髪の毛は『コロコロ』ではがし取り、奥に入りこんだホコリは「掃除機」で吸い取って、2段階で取り除けばキレイにできます。
カーペットクリーナーをかける
表面についたホコリを取るため、カーペットクリーナーを全体に転がす。
掃除機をかける
力を抜いてゆっくり動かしながら、掃除機をかける。カーペットの毛を逆立てるようにかけると取れやすい。
角度を変えてかける
掃除機のヘッドを縦、横、斜めなどと角度を変えて奥に入りこんだホコリまで取りきって完了。
掃除機がけは「力を抜いてゆっくり動かす」「いろんな角度から何度もかける」を意識すると効果的。
カーペットは部屋のホコリをかき集めているので、掃除すればお部屋のホコリ取りはほとんど完了したようなもの。「カーペットを重点的に、その他の場所は軽く」掃除するだけでリビングはキレイになります。
カーペットや絨毯のホコリ取り|「重曹」を使って消臭もしておこう
カーペットは素足で乗ったり寝転がったりする場所でもあるので、ホコリと一緒に汗を吸い込んでイヤな臭いを発するようになることも。
そんなときはホコリ取りのときに「重曹」をプラスするのがおすすめです。重曹は皮脂汚れなどの臭いを分解する力をもっているので、あわせて使うとホコリと一緒に臭いまで吸い取れます。
先ほどの手順でいうと、②の掃除機で吸う前に重曹をふりかければOK。2時間ほど重曹が臭いを吸い取るのを待ってから、掃除機をかけるとホコリと一緒に臭いも解消できます。
休日など時間のあるときに試してみてくださいね。
カーペットや絨毯にホコリを溜めないためにできること
ご紹介した手順は念入りな掃除には効果はありますが、毎回の掃除に取り入れるのはちょっと大変ですね。次の方法でこまめに取り除くと、奥に入りこむ前にキレイにできます。
カーペットクリーナーでながら掃除
表面についたホコリや髪の毛を取るならカーペットクリーナーが手軽です。掃除機のように音が出ないのでテレビを見ながらでも簡単にとりかかれます。一度に全面かけるのは大変なので「テープ1枚分をこまめにかける」などと決めてから始めるといいですよ。
ゴム手袋で絡め取る
カーペットにからまったホコリはゴム手袋を使うと簡単にとれます。ゴム手袋を手にはめてカーペットの表面をなでるだけで、摩擦の力が働いてホコリをかき集めることができます。力を入れすぎるとゴム手袋に穴が空いたりカーペットの毛が抜けたりすることもあるので注意してください。
カーペットや絨毯の絡まったホコリ取りにおすすめのグッズ3選
カーペットのホコリがなかなか取れなくてストレスになっていたら、専用のアイテムを使ってごそっと取るのがおすすめです。
『おそうじブラシ かきとーる』(アズマ工業)
絡みついたホコリをしっかりかき出してくれるブラシです。ブラシの毛が長いので奥まで入りこんだホコリや髪の毛でもスッキリかきとれます。
ソファや車のシートなどにも使えるのでいろんな場所のホコリ取りに重宝しますよ。
『ぱくぱくローラー』(日本シール)
ローラータイプのブラシがカーペットについたホコリを絡め取るアイデア商品です。コロコロと同じ使い方でホコリをかき取ってくれるのが特徴。
取れたホコリはカバーの中にたまり、中身をゴミ箱に捨てれば何度でも繰り返し使えます。
『らくらくおそうじ』(富士)
カーペットのホコリをかき取ってくれるやわらかいゴム状のブラシです。カーペットはもちろん、細身のブラシなので家具の隙間などの掃除にも便利。
静電気が起きにくい素材でつくられているため、かき集めたあとのごみ捨ても簡単ですよ。
カーペットや絨毯のホコリ取りの注意点!換気の良い状態で
カーペットや絨毯のホコリ取りをすると、どうしても空気中にホコリが舞ってしまいます。特にアレルギー持ちな方などは窓を開けたりして換気の良い環境をつくることを忘れないよう注意をしてください。
カーペットや絨毯のホコリ取りは「掃除しやすい環境」づくりから
カーペットにホコリが集まってくるのはどうしても避けられません。
そんなカーペットをキレイに保つには、普段からこまめに掃除しやすい環境をつくっておくこと。カーペットからすぐ手の届く場所にカーペットクリーナーを置いたり、専用の掃除グッズを置いたりして、気になったときにすぐ掃除ができるようにしましょう。
テレビを見ながら、電話しながらなど生活のスキマ時間で掃除ができれば入りこんだホコリに苦労することはなくなりますよ。