リビングのアクセントになる「ラグマット」。ただ悩ましいのが、その掃除方法です。ホコリや髪の毛がからまっても、なかなか吸い出せないですよね。
今回はゴミや汚れが取りにくくて悩んでいるママのために、ラグマットに詰まった汚れをスッキリ落とす方法をご紹介します。
ラグにはどんな汚れが潜んでる?
ラグは毛が長いので日々たくさんの汚れがからみつきます。
ホコリや髪の毛、食べこぼしなどのゴミが入り込むほか、タオルのように水分を吸い取る性質を持つので汗や皮脂も吸い取ってしまいます。
放置するとどんどん菌が繁殖し、ダニなども増えて不衛生な状態に。イヤな臭いを発生させる原因にもなるので、こまめな掃除が重要です。
ラグの掃除の仕方|必要なものは?
- ゴミを取る場合
- 掃除機
- 『コロコロ』などのカーペットクリーナー
- シミ汚れを取る場合
- 『かんたんマイペット』などの住居用洗剤
- 雑巾
- あると便利
- セスキ炭酸ソーダ
ラグの汚れには、「ゴミ」と「汗ジミ」の2つがあるので、掃除道具もそれにあわせて2種類必要になります。
「ゴミ」を取るための掃除機やコロコロ、「汗ジミ」を拭き取るための洗剤と雑巾を用意しましょう。
うまく使い分けができるとラグに積もった汚れを根こそぎ取り除けますよ。
ラグの掃除の仕方|汚れを落とす手順は?
ここでは「① ゴミの取り方」と「② 汗ジミの取り方」のそれぞれの掃除法を具体的に見ていきましょう。
① ゴミの取り方
大きなゴミは掃除機を使って吸い取っていきます。
コツは「毛を立てるように掃除機をかける」こと。毛が寝ていると奥に入り込んだゴミは取れません。「ゆっくり」を意識して動かしましょう。
毛を立てるように掃除機をかける
ゆっくり掃除機をかけると、毛に隙間ができてゴミが取れやすくなる。
横向きにしてもう一度かける
90度向きを変え、十字にクロスするようにもう一度掃除機をかける。
斜めに掃除機をかける
ダメ押しで斜めからも掃除機をかけ、奥のゴミまで吸い取る。
コロコロで絡まっていたゴミを取る
絡まって取りきれなかった髪の毛などはコロコロではがし取れば完了。
掃除機は強く押し付けず、軽くゆっくり動かしましょう。ラグをめくって裏のホコリも簡単に取り除くと完璧です。
『コロコロ』がない場合は、いらないゴム手袋でも代用できますよ。
② 汗ジミの取り方
汗ジミによるイヤな臭いは、洗剤を使った拭き掃除で解消します。
『かんたんマイペット』などの住居用アルカリ性洗剤と雑巾を用意しましょう。
洗剤を含ませた雑巾で叩くように拭く
雑巾に洗剤をスプレーし、気になる部分を中心に叩く。
水拭きする
雑巾をよくすすぎ、残った洗剤を水拭きで拭き取れば完了。
洗剤を使うのに抵抗があったら、自然由来の掃除アイテム「セスキ炭酸ソーダ」を使う方法も。水200mlに小さじ1杯くらいの量をまぜ、洗剤と同じように吹きかけて使ってみてくださいね。
ラグの掃除の仕方|ラグの臭いも掃除できる?
目立った汚れが見えなくて臭いがある場合は、ラグ全体に汗ジミが蓄積している可能性があります。その場合は、次の2つのどちらかの方法を試しましょう。
① 重曹をふりかける
全部を掃除するのはなかなか大変なので、「重曹をまんべんなくふりかける」方法がおすすめです。
うっすら粉が見えるくらいの量をラグ全体にまんべんなくふりかけ、2〜3時間放置して最後に掃除機で吸い取るだけ。
重曹は汗ジミによる臭いを分解する効果をもっています。ふりかけて待つだけで臭いのもとを退治してくれますよ。
② 洗濯する
洗濯表示を確認し、水洗いできるものであれば洗濯するのがおすすめです。
ラグマットを軽くたたみ、大きめの洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗います。「大物洗い」のコースか、なければ標準コースでOKです。
もし、洗濯機に入らないものでも、お風呂を使って手洗いすればキレイに汚れを落とせますよ。
ラグにシミができてしまったときの対処法は?
ラグを敷いて暮らしていると、どうしても食べ物をこぼしたり、ペットが粗相をしたりしてシミ汚れができてしまいます。
染み抜きは、ついたものによって対処法が変わります。
醤油など水に溶けやすい汚れなら水拭きで、チョコなど油の方が溶けやすい汚れなら除光液を使うのがおすすめ。
まずはついたものが何かたしかめ、定着する前に対処できればきちんと元通りの姿に戻せますよ。
ラグを掃除して快適でくつろぎの空間を
安心してくつろぐためにもラグを清潔な状態にキープしたいですね。
掃除はむずかしそうに思えますが、方法を覚えてしまえばとっても簡単。日々の掃除機がけに、今回ご紹介したようなしっかりめの掃除を月に1回組み合わせればキレイなまま保てますよ。
これなら子供が遊び回っても安心して見守れますね。