年末になってくると気になる窓の汚れ。
窓掃除は何かと面倒な印象があるので、ついつい後回しにしている人も多いと思います。
実は窓の大掃除はそれほどむずかしくはありません。ここでやり方を覚えて、手間をかけずにキレイにしちゃいましょう。
窓の大掃除ではどこをキレイにすればいい?
窓の大掃除となれば積もりに積もった汚れをキレイにしたいですよね。
最低限、「窓ガラス・窓枠」「網戸」「サッシ(レール)」の3つはキレイにしたいところです。
まずはどれくらい汚れているのかを確認し、大掃除のスケジュールに合わせて時間を調整してくださいね。
窓の大掃除に必要なものは?
- 必須
- 『ガラスマジックリン』などの窓用洗剤
- 『クイックルワイパー』などのペーパーモップ
- 『激落ちくん』などのメラミンスポンジ
- マイクロファイバークロス
- 歯ブラシ
- ペットボトル
- あると便利
- 『パストリーゼ』などのアルコール除菌スプレー
大掃除といっても、窓まわりにつく汚れはガンコにこびりつくことはないので簡単な道具があればすぐに取りかかれます。
ガラスだけを拭くなら「洗剤」と「マイクロファイバークロス」の2つがあれば大丈夫です。サッシや網戸を掃除するなら「歯ブラシ」や「メラミンスポンジ」も必須です。
掃除が面倒そうな網戸は、「ペーパーモップ」を使うとすぐにキレイにできます。大掃除で何枚も網戸をキレイにしたいときは替えのウェットシートも用意しておきましょう。
窓の大掃除の進め方は?
窓の大掃除を効率的に進めるには、順番が大切です。汚れが移らないように順番で進めるとキレイに仕上がりますよ。
窓まわり全体をキレイにするなら、①窓ガラス・窓枠→②網戸→③サッシと進めていくのがおすすめです。それぞれの手順を詳しく見てみましょう。
① 窓ガラス・窓枠
まずは窓ガラスから掃除を始めます。室内側から掃除を進めましょう。使うのは「洗剤」と「マイクロファイバークロス」です。
マイクロファイバークロスは雑巾よりも繊維が丈夫でほつれにくく、吸水性が高いのが特徴。拭き跡なく掃除できるので窓を大掃除するときには用意しておきましょう。
窓に洗剤を吹き付ける
ガラス1枚あたり10吹きくらいを目安にたっぷりかけるのがコツ。
乾拭きで洗剤を拭き取る
コの字を描くようにクロスで洗剤と汚れを拭き取る。
窓枠を拭き上げる
垂れた洗剤や窓枠についた汚れを拭き取れば完了。
クロスは強く握りしめるのではなく、面全体が当たるように押さえて拭いていくのがコツです。
洗剤をいっぱいかけても、マイクロファイバークロスなら吸い取ってくれます。拭き跡を残さず、ピカピカに仕上げてくれますよ。
② 網戸
窓の掃除が終わったら次は網戸の汚れを落としていきます。
網戸の汚れのほとんどは網目に詰まった「ホコリ」。大掃除のときには『クイックルワイパー』などのペーパーモップを使うと便利。ウェットタイプのシートをつけて表面をなでるとキレイになりますよ。
窓を開く
窓に汚れを付けないように開いておく。
室内側から拭く
ウェットシートで網戸の上から下に向かって拭いていく。
シートをこまめに取り替える
すぐにシートが真っ黒になって使えなくなるのでこまめに取りかえる。
屋外側も拭く
室内側と同じように、外側まで拭いたら完了
大掃除のときのコツは、「シートをこまめに取り替える」こと。
網戸にペーパーモップをかけると、ひと拭きでびっくりするくらいの汚れが取れます。汚れがあふれるとどんどんこぼれてくるので注意してくださいね。
③ サッシ
窓の大掃除は最後にサッシをキレイにしたら終わり。
サッシに詰まった汚れは、排気ガスと混ざったホコリなどがほとんど。比較的落としやすいので、窓や網戸を掃除した後に垂れてのこった洗剤を使ってキレイにします。
使うのは歯ブラシと『激落ちくん』などのメラミンスポンジがあれば十分です。こびりついた汚れもスッキリ落とせますよ。
汚れを歯ブラシでかき出す
隅の方にたまった真っ黒い汚れを歯ブラシでかき出す。
スポンジで細かい汚れをこすり取る
メラミンスポンジをサッシの幅に合わせて切ると使いやすい。
水ですすぐ
ペットボトルを使うと便利。汚れを流しきったら完了。
雨水や結露のたまるサッシは、カビが発生しやすい場所でもあります。
雑菌を撃退するのに、仕上げとしてアルコールスプレーを吹き付けると完璧です。
窓の大掃除がはかどる便利グッズはある?
窓の掃除を楽にするための便利なグッズがたくさん販売されています。
ガラス一枚一枚の掃除は楽でも、家中の窓を掃除するのは大変。道具の力を借りてササッと終わらせましょう。
『スクイージー』(メイクファン)
窓ガラスの掃除で仕上がりが格段によくしてくれる道具が「スクイージー」と呼ばれるワイパーです。ムラなくサッと水気が切れるのが特徴です。まるでガラスがないかのような透明感のある仕上がりになりますよ。大掃除のときのように掃除したい窓がいっぱいある場合もテキパキ進められますよ。
『スクラビングバブル 網戸ワイパー』(ジョンソン)
大掃除で便利な、網戸専用のワイパーです。付属のシートを取り付けて上から下へ拭くだけで使えます。特殊なブラシの働きで目に詰まった汚れを一掃できます。
『みぞスッキリサッシブラシ』(マーナ)
窓サッシの細かな汚れをかき出すためのブラシです。サッシのレールの大きさにピッタリ合うように作られており、掃除心地は抜群。手元の青いツメはちりとりとして使えます。
覚えておきたい
窓の大掃除は身近なアイテムでもできない?
「窓の掃除には新聞紙が使える」と聞いたことはありませんか?
実は、窓ガラスは新聞紙を使って水拭きと乾拭きをするだけでキレイになるんです。
ただ、このやり方は大掃除にはあまりおすすめできません。大掃除では多くの窓を掃除したり、窓以外の場所の掃除をしたりと新聞紙だけでは対応しきれません。また、ゴミが多く出て片付けが面倒です。
新聞紙をつかった掃除は、日々のちょこっと掃除におすすめ。掃除する場所やどれくらいキレイにするかで掃除道具を使い分けましょう。
窓まわりの大掃除で部屋がもっと明るくなる
窓の大掃除はいろいろな場所を掃除しないといけなくてなかなか大変ですね。時短で済ませるためにも、アイテムなどを活用しラクに進めていきましょう。
透明感のあるガラスを取り戻せると、達成感も大きいものです。
窓全体がキレイになるとお部屋に入る光も多くなって、おうち全体が明るく見えますよ。