窓の掃除をしようと思って洗剤を探すと、種類がいっぱいでどれがいいのか目移りしてしまいますね。特徴もそれぞれ違って、どれがいいのかいまいちピンとこないと思います。
今回は、窓掃除に使えるおすすめの洗剤と、その洗剤を使ってキレイに仕上げる掃除のコツを合わせてご紹介します。道具の力をうまく借りてピカピカに磨き上げましょう。
窓拭きに洗剤は必要?
そもそも窓掃除の洗剤はどんな汚れを落とすのにすぐれているのでしょうか。
窓の外側には排気ガスや土ボコリ、花粉など、内側には手垢や結露による雑菌汚れなど様々な汚れがついています。
実は、これらの汚れはガンコにこびりつくものではないので、洗剤を使わなくてもキレイにできるんです。
洗剤が活躍するのは、大掃除などの多くの窓を掃除する場面。洗剤を使わないと水拭きしたあとに乾拭きが必要なのですが、専用の洗剤を使えば1回拭くだけで透明感のある仕上がりにできます。
スムーズに窓掃除したいときには洗剤を用意しましょう。
窓拭きにおすすめの洗剤5選
ここでは窓掃除におすすめの洗剤をいくつかご紹介します。
選ぶときのポイントは、「用途をはっきりさせること」です。手早く終わらせたいなら「2度拭き不要」の手間のかからないものを、タバコのヤニなどガンコな汚れを落とすなら洗浄力の高いものを、使い方に合わせて選びましょう。
『ガラスマジックリン』(花王)
『ガラスマジックリン』は定番のスプレー式のガラスクリーナーです。近くのドラッグストアでも手に入り、1年間積もった汚れもスッキリ落としてくれます。2度拭き不要なので掃除に手間がかからないのがうれしいポイント。
『技・職人魂 ガラス職人』(技・職人魂)
業務用としても使われている、大容量で強力なガラスクリーナーです。タバコのヤニまで素早く落とせるのでガンコな汚れが付いたおうちにおすすめです。拭き跡がつかないのでキレイに仕上がりますよ。
『スクラビングバブル 激泡ガラスクリーナー』(ジョンソン)
缶入りのスプレータイプのガラスクリーナーです。狙ったところに吹き付けやすいのがポイント。汚れ防止のコーティング効果もあるのでキレイが長持ちしますよ。
『かんたんマイペット』(花王)
リビング用の洗剤で有名な『かんたんマイペット』。窓用の洗剤がなくても、これ1本あればフローリングや畳、家具家電にいたるまで幅広く掃除できます。
『激落ちシート 窓用』(レック)
洗剤を使ったとしても、雑巾をすすいだりする手間があるのに変わりありません。それが面倒…という人には、窓掃除用の使い捨てシートがおすすめ。拭き跡を残さずキレイに仕上げられます。
洗剤を使って窓掃除をする方法は?
洗剤を使った窓掃除では、乾拭き用に雑巾を1枚用意するだけでOK。
繊維ほつれのない新品の雑巾を使いましょう。おすすめは「マイクロファイバークロス」という極細の合成繊維からできたものです。ほつれなくキレイに拭き取れますよ。
洗剤を窓に吹き付ける
上・中・下と3回スプレーすれば十分。
乾拭きする
新品の雑巾で洗剤を拭き取れば完了。
2度拭きのいらない洗剤なら、汚れごとこするだけで窓掃除は終了。洗剤を流す必要がなく、たったの2ステップでキレイにできるんですよ。
拭き跡を残さずキレイに仕上げたいときは「スクイージー」と呼ばれるワイパーを用意すると便利。すぐに水気が取れるので窓の多いおうちでも苦労せずピカピカにできます。
窓拭きの洗剤が切れたら新聞紙で掃除しよう
大掃除など、窓を一気に掃除するときは洗剤が便利です。ただ、ふだんの生活の中で見つけた小さな汚れであれば洗剤を使わなくても構いません。
ちょっとした汚れには、「新聞紙」を使うだけで十分。汚れをスッキリ落とせますよ。
丸めた新聞紙で水拭きと乾拭きをするだけ。紙の繊維が汚れを絡め取ってピカピカにしてくれます。
窓掃除は洗剤を駆使して時短でピカピカに!
窓の掃除は道具がいっぱい必要そうでめんどうなイメージがあると思います。
でも、洗剤を用意すればあと必要なものは雑巾だけ。スプレーを吹きかけて雑巾でサッと拭くだけと作業もシンプルです。
忙しい年末でも時短でピカピカにできますよ。