汚れが目立ってきたまな板。食材を切ったあとに洗ってはいても、衛生的に不安がありますよね。「除菌したほうがいいのかな?」と感じている人も多いと思います。

そこで今回は、まな板を除菌すべきか、除菌するとしたらどんな方法があるのかをまとめて説明します。

まな板は除菌したほうがいい?

まな板と包丁
まな板は、定期的に除菌する必要があります。使ったあとに洗剤で洗っていたとしても、汚れは少しずつ蓄積し、それをエサにして雑菌が繁殖しているからです。

まな板を使うと食材の成分がまな板にうつり、それが雑菌のエサになります。洗剤とスポンジを使えば食材の成分のだいたいは洗い流せますが、まな板にできた細かな傷に入り込んだ汚れはなかなか落とせません。

そのためキレイになったと思っても少しずつ汚れがたまって雑菌が繁殖します。キッチンは温度と湿度が高い環境なので雑菌も繁殖しやすく、定期的な除菌が必要になります。

まな板を除菌する方法は?プラスチックや木でやり方が違う?

まな板 収納
まな板を除菌する方法は、大きく分けて次の3つあります。

まな板の素材によって除菌方法が違うので、今使っているまな板の素材に合わせて3つのうちから選んでくださいね。

プラスチック製と木製を除菌できる

① アルコール除菌スプレーをかける
② 熱湯をかける

プラスチック製だけ除菌できる

③ 塩素系漂白剤を使う

それぞれ除菌のやり方を順番に紹介します。

① アルコール除菌スプレーでまな板を除菌する

パストリーゼでまな板の除菌
必要なもの
必須
スポンジ(木製はタワシ
キレイな布巾
『パストリーゼ』などのアルコール除菌スプレー

まな板を洗う

プラスチック製ならスポンジと洗剤を使う。木製なら流水とタワシで洗う。

水ですすいで汚れを落とす

しっかり洗ったあと流水ですすいで汚れを洗い流す。

キレイな布巾で水気を拭きとる

濡れているとアルコールの力が弱まるので、しっかりと水気を切る。

乾いたまな板にアルコールをかける

まな板にまんべんなくかければ除菌完了。

アルコールは拭き取る必要はないので自然乾燥させればOKです。すぐに使いたいときは、キレイな布巾で拭き取ってもかまいません。

② 熱湯をかけてまな板を除菌する

やかん お湯をわかす
必要なもの
必須
スポンジ(木製はタワシ
キレイな布巾
熱湯(やかんいっぱいに
洗い桶

まな板を洗う

プラスチック製ならスポンジと洗剤を使う。木製なら流水とタワシで洗う。

水ですすいで汚れを落とす

しっかり洗ったあと流水ですすいで汚れを洗い流す。

洗い桶にまな板を入れ、熱湯をかける

食材を置く部分を念入りに。ステンレスのシンクに熱湯を流す場合、冷たい水も一緒に流しておいてシンクを保護する。

まな板を立て掛けて冷ます

水切れがよい場所にまな板を置いて冷ましながら水気を切る。

熱湯消毒は木製のまな板にもプラスチック製のまな板にも使えますが、木製のまな板によっては熱の影響で変形することもあります。あらかじめ熱湯消毒できるかどうかを調べておくと安心です。

③ 塩素系漂白剤でまな板を除菌する

キッチンハイター
必要なもの
必須
スポンジ(木製はタワシ
キレイな布巾
『キッチン泡ハイター』などの塩素系漂白剤
洗い桶
白い布巾(色落ちしないもの

まな板を洗う

プラスチック製ならスポンジと洗剤を使う。木製なら流水とタワシで洗う。

水ですすいで汚れを落とす

しっかり洗ったあと流水ですすいで汚れを洗い流し、水気を切る。

まな板を洗い桶に入れ、塩素系漂白剤をかける

漂白剤の表示に従い、希釈する必要があれば薄めて使う。

布巾をまいて30分放置する

塩素系漂白剤が染み込むように布巾をまな板に巻きつける。

まな板と布巾を流水ですすぐ

塩素系漂白剤をしっかりと洗い流す。

まな板の水気を切り、乾燥させる

直射日光が当たらない風通しのよい場所で乾燥させれば完了。

塩素系漂白剤が残らないようにしっかりと洗い流すことが大切です。

まな板を除菌するときの注意点は?

まな板を除菌するときに、それぞれ注意点があります。以下の点に注意してください。

素材を確認する

プラスチック製・木製などまな板の素材によっては、除菌方法次第で変形や変色などのトラブルが起きることがあります。プラスチック製のまな板でも耐熱温度が低い場合には、熱湯消毒がそぐわないこともあります。素材がわかりにくいものや特殊なものは、まな板の説明書をあらかじめ確認して除菌方法を調べてください。

ナマモノを調理後すぐに熱湯消毒をしない

生魚や生肉を切った後に、すぐ熱湯消毒はしないでください。熱湯をかけると、魚や肉のタンパク質がかたまって汚れが落ちにくくなります。雑菌も繁殖しやすくなるので、かならず汚れを洗い流してから熱湯消毒してください。

塩素系漂白剤を長時間つけすぎない

塩素系漂白剤は強力な洗剤なので、長時間触れると変色などのトラブルを起こすことがあります。塩素系漂白剤で除菌するときは長時間放置しないでくださいね。

まな板を除菌する頻度はどれくらい?

カレンダー
まな板は毎日調理に使うものなので、1日の最後に除菌できると衛生的です。時間があくほど雑菌が繁殖するからです。

夕食が終わった後など、その日の終わりの家事の1つとしてルーティン化しましょう。

毎日は大変という方は、1週間に1回の習慣づけでもかまいません。自分なりのルーティンで定期的に除菌しましょう。ただ、気温や湿度が高くなる夏頃はできるだけこまめに除菌してくださいね。

まな板を除菌して衛生的な調理環境を

まな板は毎日使用するものなので、毎日除菌することがおすすめです。まな板の素材に合わせて、除菌ができる食器用洗剤や熱湯、漂白剤を使用して除菌しましょう。除菌作業後はよく水を切って風通しのよいところで乾燥させることが重要です。

まな板を適切に除菌できれば、細菌が原因の食中毒などを防ぐことができます。まな板をスッキリ除菌し、家族の健康を守りましょう。