「あれ、どこに置いたっけ…」

「部屋のなかが散らかりっぱなし…」

「せっかく収納したのに取り出すのが大変…」

こんな悩みはありませんか?誰しもが思い当たるのではないでしょうか。もうちょっと収納を上手にできたらいいのに、なんて考えてしまいますよね。

そこで今回はコジカジ編集部が、収納上手になるための考え方やおさえておきたいポイント、場所別の収納アイデアなどを解説します。

収納上手な人は何が違うの?

図解 収納上手 定義
「収納」というのは、「モノをなかに入れてしまう」ことを指します。しかし、やみくもに「収納」しただけでは、どこに何があるかわからなくなってしまい、使い勝手が悪くなります。これではせっかくキレイに収納できたとしても意味がありません。

では、収納上手な人は何が違うのか?

それは、

① モノの定位置を決めている
② 出し入れしやすい状態にしている

と、どこに(where)・どうやって(how)という「収納」するときの重要な2つのポイントをおさえているところなんです。

収納上手な人のおうちは、使いたいものを使いたいときにサッと取り出せて、使ったあとにはサッと片付けられる状態になっています。

このポイントをおさえているおかげで、収納上手な人のおうちは散らからないんです。

収納上手になるには「整理」も大切

図解 収納上手 階段
収納が上手な人は、自分が所有しているモノに対する理解も高いという共通点があります。

そもそも、あれもこれもとモノをたくさんもっていると、収納スペースよりもモノが多い状態になるので、どんなに収納を工夫しても収めることができません。

また、よく使うものだけを手元に残し、あまり使わないのになんとなく収納しているというモノを置いてないんです。

収納上手な人は、モノを「どこにどう入れるか」を考える前段階で、

「使っているモノ」と「使ってないモノ」 

を選別し、使ってないモノは処分してモノの量を減らしています。

そして、「使っているモノ」のなかでも

「よく使うモノ」と「時々しか使わないモノ」 

と使う頻度で1軍・2軍に分類しています。

このように、自分の所有しているモノの使用有無や使用頻度を見直すことを「整理」といいます。

手に届きやすい場所の収納スペースには、厳選した「よく使うモノ」だけがある状態になっているんです。

4ステップでモノを見直して「収納上手」になる!

上で説明した「整理」と「収納」を実践して収納上手になるために、それぞれの工程を4つのステップにわけました。

これにそって、おうちの収納スペースを見直せば、収納上手に一歩近づきますよ。

Step 1:「使っている」「使っていない」で選別する

図解 収納上手 整理1
モノを収納する「スペース」よりも「モノの数」のほうが多いとあふれて、すぐに散らかる原因になります。まずはモノを処分して収納スペースにおさまる量にします。

できれば収納を見直すモノはすべて出してからスタートします。まず、「使っているか・使っていないか」という客観的な軸で判断してみてください。

長い間使ってないものがあれば処分を。1年以上使ってないものがあれば思い切って処分しても問題ないケースがほとんどです。今は使ってないけど、どうしても捨てられないという思い出の品は無理に捨てなくてもOK。「使っているもの」とはわけておいてください。

Step 2:使用頻度で1軍・2軍にわける

図解 収納上手 整理2
使っているものを、さらに「毎日使うもの」と「ときどき使うもの」でわけると使い勝手がよくなります。

Step 1で手元に残したものは、使う頻度にあわせて分類しましょう。「毎日使うもの」を1軍、「ときどき使うもの」を2軍とわけます。使用頻度によっては3軍、4軍とわけてもかまいません。

Step 1で捨てられなかった思い出の品は、思い出箱などを作り、押し入れの奥などにしまってあげます。

Step 3:使う場所の近くに定位置をつくる

図解 収納上手 定位置
Step 3ではどこに収納するかを考えます。

モノの収納場所は「使う場所の近く」が鉄則。そして、使ったあとはここに戻すという「定位置」を確保しましょう。これであちこちに置いてしまって、どこに置いたかわからなくなるというトラブルもなくなりますよ。

どこに何を置くかを決めていないのが散らかる原因です。おうちにあるものすべてに、指定席がある状態にしましょう。

Step 4:出し入れしやすい収納方法を選ぶ

図解 収納上手 出し入れしやすさ
使う場所の近くで定位置を確保したら、そこにどうやって収納するかを考えます。

モノの収納方法としては、大きく分けると

・仕切る(置く・寝かせる)
・立てる
・吊るす

の3つしかありません。

収納する場所の特性やモノの特徴にあわせて最適な収納方法を考えましょう。

引き出しや箱に入れるのか、吊るして収納するのか、立てておくのかなど、収納するモノにあわせて入れ方を考えます。「取り出しやすさ」を第一に決めてください。

収納上手になるために場所別に見直そう

おうちのなかの部屋や場所ごとに収納のコツがあります。ここではおさえておきたいポイントに絞ってご紹介します。

リビングの収納

リビングルーム
リビングはいろいろなアイテムが雑多に持ち込まれる場所ですが、モノによっては「収納場所がリビングでいいのか」もチェックするといいですよ。

リビングにあるものをスペースごとにチェックして、使っているか使ってないかを判断し、使用頻度で分類します。リビングでの収納方法は、引き出しのなかを仕切って入れたり、すぐ手に取れるように吊るしたりといった方法が考えられます。

キッチンの収納

キッチンの収納
キッチンツールは「1年使っていないツール」「お客さん用のお皿」などは処分していきましょう。

キッチンツールなどは使用頻度も違うものが多いので、手が届きやすい場所に1軍のものを置き、使用頻度が低いものは手の届きにくいところに置くなどメリハリをつけましょう。

あとはフライパンや鍋といった調理道具も、できるだけ火にかけたり水を汲んだりしやすいところに立てて置くと取り出しやすく、使い勝手もよくなります。調理器具やキッチンツールは立てて置くか、表に出して吊るしておくなどすると便利ですよ。

洗面所の収納

洗面所
洗面所は、「肌触りのわるくなったタオル」「使い古した歯ブラシ」「1年以上使っていない化粧品」などは迷わずに処分してもほとんど問題ありません。

その上で使用頻度にあわせて、1軍ほど手前に置いて取り出しやすくしてあげてください。

洗面所はそれほど収納スペースが多いわけではないので、シンク下のスペースなどを上下左右にうまく仕切ってあげましょう。。また、洗濯機の上や横の隙間などに隙間収納グッズを使って、収納スペースを広げてあげてもいいですね。

トイレの収納

トイレットペーパー
トイレは狭い空間のなかにトイレットペーパーや洗剤などを収納することになります。

トイレットペーパーや掃除道具類のストックを置きすぎて収納スペースがないということもあるので、ストックの量を見直してみることをおすすめします。何ヶ月分もストックを置いておく必要はありませんよ。

また、掃除道具などはすぐ手にとって使えるようにしておくと掃除しようとしたときに動きやすくなります。見せる収納などを活用しながら上手にまとめるのがポイントです。掃除道具を奥にしまうと掃除のやる気を失ったりなんてこともあるので注意してくださいね。

玄関の収納

玄関
玄関は靴をどう収納するかで、印象が大きく変わります。「1日以上履かない靴があれば下駄箱に収納する」など、決まりをつくって靴を出しっぱなしにしないでください。

よく使う靴は手が届きやすい場所において、シーズンオフの靴は靴箱などに入れて上に置くなどすると管理しやすくなります。

クローゼットの収納

クローゼット
「1年以上着ていない服」「シミや汚れの残るもの」「サイズの合わないモノ」などの基準をつくって、クローゼット内も整理しましょう。

そして、部屋が散らかって見えるのは服が出っぱなしになっているのが一番大きな原因。着替えたら脱ぎっぱなしにせず、クローゼットに収納することが大切です。

クローゼット内の収納は、吊るす服とたたむ服にわけて整理します。吊るす収納の下に、衣装ケースなどを置いてそこにたたんだものを入れると整理しやすくなりますよ。

押入れの収納

押入れ
押し入れは収納量の最も大きな場所のひとつ。基本的に布団などの寝具を収納していきますが、広いスペースをうまく活用できるとクローゼットに入りきらない服もスッキリまとめられますよ。

押し入れの収納には押し入れ用の衣装ケースを準備すれば有効活用できます。

覚えておきたい

エコなわざあり

収納上手は「とりあえずボックス」を用意している!

定位置を決める
毎日使う部屋着や道具などは、置き場所が定まらずに散らかる原因になります。そんなときにおすすめなのが、一時的な物置きカゴを用意すること。

クローゼットの引き出しの上やリビングのテーブル横などにこのカゴを置き、散らかっているものがあったら気にせずササッと入れるくらいでかまいません。

あふれそうになったら収納場所に入れるようにすれば片付けもしやすいですし、急な来客でもカゴごと隠せばいいだけなので管理もしやすくなります。

収納上手になれば日々の片付けも楽ちん

図解 収納上手 整理から片付けまで
収納上手になるためには、収納の基本を知ることが大切です。これだけで、おうちをキレイにするための労力が違ってきますよ。

モノが整理でき、きちんとした収納ができると、毎日の片付けがとっても楽ちんになります。定位置が決まってないものを適当に収める、そもそもスペースより多いモノをなんとか押し込むといったことがないので、片付けしてもスッキリ収まるんですよ。日々のイライラが減り、キレイにしなきゃという焦りもなくなりますね。

収納上手になってすぐ片付けられる環境をつくり、キレイなおうちを保っていきましょう。