キッチンの整理整頓において欠かせないのが引き出しを使った収納です。キッチンの引き出しは収納量やサイズがバラバラでどこに何をしまえばいいのか困ってしまうことも。
今回は、そんなキッチンの引き出しをうまく使ってキレイに収納する方法や収納に役立つグッズをご紹介します。
キッチンの引き出しの収納を見直すポイントは?
キッチンの引き出しの収納で覚えておきたいポイントは2つです。
① 使用頻度の高いものほど上段に収納する② よく使うものは手前半分に収納する
例えば菜箸やキッチンバサミなどのカトラリー、キッチンツールは上段でかつ手前側に収納します。竹串や栓抜きなどはあまり使わないので奥にしまいましょう。
あとは、引き出しのサイズやスペースに合わせて、調理器具や食材、食品・飲料、食器ごとに分けるなど、ジャンル別に収納すると取り出すときが楽になりますよ。
キッチンの引き出し上段には何を収納する?
ここからは、引き出しごとに何を収納するといいのか具体例をご紹介します。まずはシステムキッチンなどの一番上段の引き出しには、次のモノを収納するのがおすすめです。
● キッチンツール● カトラリー
● 調味料
お玉、フライ返し、菜箸、しゃもじ、トング、ゴムベラなどさまざまなキッチンツールを使用頻度順に並べて入れます。調味料用の細い引き出しがある場合も、同じように手前側から使用頻度の高いものを並べていきます。
キッチンツールの収納のポイントは、引き出しに対して「横向き」ではなく「縦向き」に収納することです。その次の段からは炒りゴマやお茶漬け、ふりかけなどの調味料やゴミ袋などを収納します。
キッチンの引き出し上段で役立つ収納グッズ4選
キッチンの引き出し上段に収納するのは、キッチンツールなど「小さい」「軽い」「利用頻度多い」モノです。続いてそれらの収納に役立つグッズを紹介します。
1.カトラリーケース:『ヒアシンス キッチン食器整理ケース』
大きさの違う収納ケースのセットです。組み合わせによってムダなく引き出し内のスペースを活用できるので、引き出しに合わせて収納の組み合わせをいろいろと試したい方にむいています。
- 税込価格
- 907円
2.カトラリーケース:『スライド式整理トレー』
- 税込価格
- 972円
カトラリーなどの数が多くてまとまりにくいツールを分類して整理するトレーです。上段と下段に分かれているので収納量も豊富なのが特徴。トレーの上部には取り外し可能なミニトレーが付いているので、浅い引き出しでも空間をうまく利用できます。
3.カトラリーケース:『トトノ 引き出し用ツールポケット』
おしゃれなキッチンを目指す方におすすめしたいのがトトノのカトラリーです。調理器具やスプーン、フォーク、お箸などが収納できます。
容器はプラスチック製で水洗いができるためお手入れが簡単。引き出しの中を整理整頓したい方に向いています。
- 税込価格
- 756円
4.カトラリーケース:『カトラリー収納 キッチンツール』
メッシュ構造になっているカトラリーケースです。細かいゴミがたまらず掃除などのお手入れが簡単にすみます。
- 税込価格
- 2,052円
キッチンの引き出し下段には何を収納する?
キッチンの下部にある深い引き出し収納には次のようなものを収納できます。
● 鍋やフライパン
● ザルやボウル
● タッパー
● 食器
● 長期保存の食品
● 飲料
深さがあるので大きめの鍋やフライパンの収納に使えるほか、パスタなどの乾物、缶詰、レトルト食品、ストックしてある調味料、タッパー、食器などの器をしまうのにも適しています。
シンク下は作業台の下でもあるので、鍋やフライパンなどの調理に使う道具をしまうと便利ですよ。
キッチンの引き出し下段で役立つ収納グッズ10選
キッチンの引き出し下段は上段に比べて収納スペースや高さに余裕があるため、サイズの大きいキッチン用品や使用頻度の少ないモノを収納します。続いて、そんな収納に役立つグッズをいくつかご紹介しますので参考にしてみてください。
1.フライパン収納グッズ:『フライパン 鍋 収納』
フライパンや鍋、鍋のフタなどを立てて収納するためのスタンドです。コンロ下やシンク下に大きな引き出しがあれば大きな調理器具がスッキリ収納できます。また、ワイヤーが取り外しができるので幅の調整が可能です。
- 税込価格
- 1,827円
2.フライパンや鍋のフタの収納グッズ:『収納ケース natura』
ファイルボックス型の収納グッズです。縦長なので横幅の狭い場所で活躍してくれます。横向きにしたフライパンや鍋のフタなどがかさばりで困っている方におすすめです。
- 税込価格
- 298円
3.お皿の収納グッズ:『ディッシュスタンド』
お皿を縦向きに収納するためのディッシュスタンドです。吊り戸棚などでよく利用されています。深い引き出しでの利用におすすめでお皿をキレイかつスッキリ収納したい方におすすめです。
- 税込価格
- 907円
4.小ボトルの収納グッズ:『引き出し収納 トトノ フリーポケット』
醤油などの調味料を小ボトルで管理している方におすすめの収納グッズです。プラスチック製なので汚れても水洗いができます。フリーポケットなのでボトル以外も収納できるため、どう利用するかは使い手次第。S・Lのサイズがあるので引き出しに合わせて利用してみてください。
- 税込価格
- 583円
5.包丁の収納グッズ:『包丁トレー』
引き出しに収納できる包丁トレーです。魚や肉、パン用など包丁をたくさんもっている方に向いています。子どもやペットがいて刃物を閉まっておきたい…という方はぜひ包丁トレーを使ってみてください。
- 税込価格
- 2,700円
6.まな板の収納グッズ:『引き出し用 まな板スタンド』
まな板を3枚収納できるスタンドです。肉と魚、野菜などでまな板を使い分けている方におすすめ。よくまな板はキッチンに見せる収納をすることが多いのですが、傷がついたり汚れが目立ってきたときは引き出しの中で隠す収納を試みてはいかがでしょうか?
- 税込価格
- 745円
7.深さのある引き出しグッズ:『トトノ 引き出し用 収納ラック』
深い引き出しで利用できる収納ラックです。「引き出しの上の空間が余っていてもったいない。」と思っている方に向いています。
- 税込価格
- 4,658円
8.キッチンペーパーの収納グッズ:『引き出し用 キッチンペーパーボックス』
キッチンペーパーを引き出しに収納するための「キッチンペーパーボックス」です。ボックスに入れたまま使用できるのでとっても便利。深い引き出しのキッチンにおすすめです。
- 税込価格
- 907円
9.ラップ収納グッズ:『キッチン収納ケース ラップスタンド』
ラップやアルミホイルなど細長いキッチン用品を収納するスタンドです。おたまやフライ返しなども合わせて収納するのがおすすめ。仕切りがついているので収納しやすくなっています。
- 税込価格
- 1,280円
10.ゴミ袋の収納グッズ:『システムキッチン レジ袋収納ボックス』
ゴミ袋の収納ボックスです。場所や手間がかからないようで、実はまとめ買いをして収納場所に困ったり毎週のように取り出して使用頻度が多かったりしますよね。ゴミ箱の収納ボックスであれば取り出しやすく、収納もコンパクトに収まるので「困った」が一度に解決できますよ。
- 税込価格
- 1,512円
キッチンの背面カウンターの引き出しには何を収納する?
キッチンの作業場の背面にカウンターがあるなら、その引き出しには次のようなアイテムを収納します。
● ポテトマッシャーなど使用頻度の低い調理器具● ホットプレートなど使用頻度の低い調理家電
● 長期保存の食品
基本的には作業台に近い方によく使うモノを固めて、反対の背面には使用頻度が低いモノを収納すると、キッチン内での移動がスムーズです。
キッチンの背面カウンターの引き出しで役立つ収納グッズは?
キッチンの背面カウンターは、利用頻度の少なかったり、サイズが大きかったりする家電を収納するのにおすすめの場所です。
しかし、大きいものを置いてスペースがすぐになくなったり、利用頻度が少ないためいざ使おうと思ったときにどこへ収納したか忘れてしまうなど困りごともよくあります。
そんなときは次に紹介するミニサイズのキッチンラックで高さを活かした収納を試してみるのがおすすめです。
『サイズ調整可能なスリム収納棚』
背面カウンターの収納量をアップしてくれるミニラックです。高さの調節が可能で床や卓上のどちらでも利用できるデザインのため、収納するモノに合わせた配置ができます。
- 税込価格
- 2,149円
キッチンの引き出しに収納しやすい入れ物2選
キッチンの引き出しはそれぞれ高さや奥行き、幅が違うため必ずしも収納ケースや収納ボックスが役立つとは限りません。場合によっては収納する容器自体を変えるだけで驚くほどスッキリ収納できることも。続いてはそんなときに役立つ収納グッズをご紹介します。
1.キッチンの引き出し収納グッズ:『調味料 保存ビン』
調味料を保存する細長いビンです。冷蔵庫のサイドポケットに収納できるサイズで、透明な容器なため中身がひと目でわかるようになっています。調味料の容器をこちらで全て統一すれば、調味料の数が多かった人ほど収納後がスッキリとした印象になりますよ。調味料の容器を揃えていない方におすすめです。
- 税込価格
- 1,870円
2.キッチンの引き出し収納グッズ:『調味料入れ ボトル』
四角いタイプの調味料用ボトルです。かわいいデザインのため、小物の収納にも向いています。キッチンラックや見せる収納棚に置いてインテリアとして飾るのがおすすめです。
- 税込価格
- 円
キッチンの引き出しをスッキリ収納する4つのコツ
キッチンの引き出しは100均グッズを使うだけで、スッキリきれいになります。どんなグッズでどうキレイになるのかここでアイデアをいくつかご紹介します。
キッチンの引き出しの収納のコツ①:ケースでカトラリーを小分けに
100均のカゴやプラスチックケースなどの入れものはカトラリー入れにぴったり。仕切り板と呼ばれる仕切られる幅を調節できる商品もあるので、引き出し内がキレイにまとまります。
キッチンの引き出しの収納のコツ②:ビンで調味料を小分けに
ビンなどの小物入れは調味料入れに使えます。1つ1つ容器がばらばらな調味料も、入れものが統一されてスッキリ見えますよ。
キッチンの引き出しの収納のコツ③:つっぱり棒を仕切りに
下部の深さのある引き出しにはつっぱり棒やラックが便利です。端と端でつっぱって仕切り代わりに使ったり、S字フックで引っかけ収納に使ったりできます。
キッチンの引き出しの収納のコツ④:ファイルボックスを仕切りに
書類を入れるファイルボックスは鍋やフライパンの収納の使えます。1つのボックスに1つの調理器を入れれば、見やすく取り出しやすくなりますよ。
キッチンの引き出しに収納する皿は立てる?重ねる?
深さのある引き出しだと、食器や調理器具を立てて収納するか重ねて収納するか悩みますよね。正解はないので使い勝手を意識して好きなほうを選んでみてください。
立てる収納だと取り出しやすくて少々濡れた食器の水切りもできますが、支えがないと倒れてしまったりズレてしまったりします。一方、重ねる収納だと地震などがきても倒れず安定感がありますが、下のものを取り出すときにやや面倒。
皿が割れることを心配するなら重ねて収納し、特に心配しないなら立てて収納するのがおすすめです。
キッチンの引き出し収納を活かしてスッキリ快適な調理場に
キッチンの引き出しをうまく使いこなすポイントは、「使用頻度でモノの置き場を決めること」です。さらに、グッズで「ムダなく、使いやすくしまっていくこと」ができると日々の調理もスムーズに。
引き出しを最大限活用できれば、作業台のスペースやキッチン全体に余裕が生まれて動きやすく、快適な空間になりそうですね。