毎日のお掃除、なるべくスッキリ短時間で終わらせたいもの。小さい子供がいる、フルタイムで仕事をしている…という人なら、なおさらそう思いますね。
掃除するのは面倒に思って後回しにしがちですが、「掃除しやすい部屋」にしておけば日々の掃除が手軽になります。今回は掃除しやすい部屋のポイントと、キレイなお部屋を保つ掃除のコツをご紹介します。
お部屋が掃除しにくいと感じるのはなぜ?
「掃除がしにくい部屋」といわれて思い浮かぶのはどんな部屋でしょうか?次にあげる特徴に自分のおうちが当てはまっていないか、まずは確認してみてください。
床にものがたくさん置かれている
「ちょっと掃除機を掛けよう」と思ったとき、床にものが散乱していたら…。それをどかさないと作業ができませんよね。元から床にモノがなければ、思い立ったらすぐ掃除ができます。
空気の流れが悪くならないのでホコリも溜まりにくく、見た目にもスッキリしますよ。
テーブルやソファなどにモノが置きっぱなし
床と同じく、テーブルやソファなどにもリモコン、ティッシュケースなどをついつい置きがち。こちらも掃除を思い立ったときに、まずモノをどかすことから始めなければならず、とっても面倒ですね。
電気製品の配線がごちゃごちゃ
テレビやパソコンなどの電化製品のコード類がごちゃごちゃむき出しになっていませんか?絡まった状態だと見た目が悪く、ホコリも溜まりやすい状態です。
掃除機をかけようにも配線がからまって上手にホコリが取れません。
細かい装飾の家具が多い
シャンデリアのような凝った照明や、モノを「見せる」タイプのオープン棚などは素敵ですが、掃除に手間がかかります。モップなどで簡単になでるだけでは全部のホコリが取れるわけではなく、細かい部分まで気を使って掃除しなければなりません。
掃除しやすい部屋にするには?すぐにできるコツはある?
掃除がしにくい部屋の特徴がわかれば、その逆を意識すれば「掃除しやすい部屋」へ変身させられます。
次からは具体的なコツを6つご紹介します。
① 床にモノを置かない
クローゼットや棚などの収納を活用して、出来る限り床にはモノを置かないようにします。一時的に出したときでも、必ず元あった場所にしまいましょう。
② テーブルなどにもモノを置かない
ついついやりがちですが、最低限寝る前にはテーブルに何もモノがない状態にするように心がけましょう。次の日の朝食の支度から目に見えてはかどること間違いなしです。
③ モノの置き場所を決める
モノが出しっぱなしになるのは、置き場所が決まっていないからです。なんとなく置いておくので、戻す習慣がつきません。モノには必ず定位置の置き場所を決めておいて、使ったらすぐに戻すことを心がけてください。
④ 電気配線を隠す・収納する
ごちゃごちゃした配線はできるだけまとめましょう。100円ショップでも配線収納ボックスや結束バンドなどが売られているので活用してください。
長い配線は床に触れないように、壁をはわせたりするのも掃除しやすい部屋づくりのポイントです。
⑤ ホコリなどがたまりにくい収納・家具を選ぶ
好みにもよりますが、なるべく作りがシンプルな家具を選ぶことが掃除しやすい部屋づくりにはおすすめです。見せる収納より、扉が閉まるタイプのほうが、ホコリが入り込みにくいので掃除がしやすくなりますよ。
⑥ 床に敷物を敷かない
敷物があればあるほど、ホコリがたまりやすく、掃除もしづらくなります。キッチンマット、玄関マットなどは本当に必要かを見直し、思い切ってなくしてしまうのも手です。
掃除しやすい部屋づくりには「家族の協力」が欠かせない!
いくら自分一人でがんばっても、家族みんなが協力してくれないと物が散らかって、掃除しにくい部屋に逆戻り…。
「リモコンはここにしまう」「ティッシュケースはこの上に置く」など、片付けるルールをみんなで確認しあって、モノを出しっぱなしにしない習慣を定着させていきましょう。
最初は慣れなくても繰り返しているうちに、習慣化されて無意識にできるようになるものです。
掃除しやすい部屋になったら日々のルーティーンを決めよう
掃除のしやすい部屋ができたら、あとは自分なりのルーティーンを決めて掃除します。これだけで、いつでもキレイなお部屋をキープできますよ。
「リビング掃除は毎朝出勤前にクイックルワイパーをかける」「寝る前にテーブルをサッと拭く」など、簡単なルーティーンだけでも習慣化するとかなりキレイなお部屋にできます。
何も考えずに、パパっと掃除できる環境づくりが大切ですね。
掃除しやすい部屋は「出しっぱなしNG」の習慣化で手に入る
「モノを出しっぱなしにしない」だけでも、お部屋は掃除しやすくなります。掃除しやすい状態になれば、思い立っときにすぐに掃除ができて、精神的なストレスもかからなくなります。
ここで紹介したコツは家中のどの場所にも共通しています。モノを出しっぱなしにしない習慣を場所ごとに始めて、最終的には我が家全体を「掃除しやすい家」にしましょう。