ウエストポーチは必要なものを入れることができ、両手が空くので買い物に便利ですよね。

一見難しそうに見えるので作れるのかな?とためらいますが、手順通りに進めると作れますよ。

そこで今回はウエストポーチの作り方と手作りするコツや注意点を紹介します。

ウエストポーチって手作りできる?

ウエストポーチ

ウエストポーチは、ウエストにつけるバッグでベルトの長さを調節すると、ボディバッグとして斜めがけにして使うこともできます。

形もオーソドックスなものから好みのものにアレンジして作ることも。

ポケットをつけたり、生地をかえるだけで自分好みのものが作れますよ。

ウエストポーチの作り方|基本の手順は?

今回は裏地なし、ポケットなしのオーソドックスなウエストポーチの作り方をお伝えします。撥水加工のもの、キルティング、フェイクレザーなどは裏地がなくても作れますので、お好みの生地を選んでくださいね。

準備するもの
ミシン
アイロン
はさみ
目打ち
型紙
生地
バイヤステープ
カバンテープ(カラーベルト)幅3cm、長さ10cmと100cmくらい(お好みで)
バックルセット 幅3cmのもの
ファスナー(作る大きさのに合わせて長さを選んでください)

①作りたい大きさ・形の型紙を用意する

型紙は無料型紙で探しダウンロードで準備するか、手芸屋さんで購入や方眼用紙を用意し自分で書くこともできます。

ウエストポーチはカーブもあるので、初心者の方は書くよりもできているものを準備する方がいいでしょう。

②布をカット

型紙の準備ができたら、必要な生地は全て縫い代1cmを含めてカットしましょう。

③カバンテープの端の処理する

綿の場合はロックミシンやジグザグミシンを、化学繊維の場合は火であぶるとほつれなくなります。

④前の布とファスナーを縫う

生地の表とファスナーのスライダーがある表を合わせ、生地とファスナーの中心からまち針で止めていきます。

そのとき生地は縫い代1cmの部分、ファスナーは端から0,5cmの部分を合わせ、全て止めれたらミシンで縫いましょう。

⑤蓋をつける

蓋の中心とファスナーの中心を中表で合わせて、中央からまち針で止めていきます。

蓋がカーブになっているので、カーブと合わせる部分のファスナーの縫い代部分に2〜3mmの切り込みを入れておくと合わせやすいですよ。

合わせれたら、縫い代1cmでミシンで縫いましょう。

縫えたら裏返しておきます。

⑥力布を縫う

表布と力布を中表に合わせて中心にまち針を止めます。まち針が止めにくい場合は、小さなクリップで止めると止めやすいです。

止めれたら縫い代1cmでミシンで縫いましょう。

※裏地がない場合縫い代をカットしバイアステープを付けるとよりきれいな仕上がりになります

⑦マチをつける

前の布の底部分とマチのカーブした部分を中表にして、中心を合わせてまち針で止めていきます。

カーブの部分は2〜3mm切り込みを入れると合わせやすくなりますよ。

合わせれたら縫い代1cmでミシンで縫いましょう。

※裏地がない場合縫い代をカットしバイアステープを付けるとよりきれいな仕上がりになります

⑧力布にカバンテープを仮縫い

カバンテープ10cmの方にバックルの受ける方を通し、カバンテープの端をバッグの左側の力布と中表に合わせて縫い代0,5cmをミシンで仮縫いしておきます。

バッグ右側の力布とカバンテープ100cmの方を中表にして合わせ、縫い代0,5cmをミシンで仮縫いします。

⑨背面をつける

先ほど仮縫いをしたカバンテープは中に入れ込み、背面を中表にして合わせていきます。

縫い終わったら裏返すので、ファスナーは開けておきましょう。

全て合わせえれたら、縫い代1cmで縫い合わせます。

※裏地がない場合縫い代をカットしバイアステープを付けるとよりきれいな仕上がりになります。縫い終わったら、表に返しておきます。

⑩カバンテープにいどうかんをつける

100cmのカバンテープを上にして、いどうかんの下から上に通し、バックルの差し込む方にも同じように下から上に通します。

そして最初に通したカバンテープを緩めて、カバンテープの端を同じように下から上に通すと、カバンテープとカバンテープの間に出てきます。

最後にカバンテープの端を2cmほど折り返し、下側のカバンテープと一緒に縫い付けます。

これで固定でき、完成です。

ウエストポーチの作り方|手作りのコツは?

手順通りに進め、こまめにアイロンを当てることでミシンがかけやすくなります。

カーブは切り込みを入れることで生地の収まりがよくなりますので、ちょっとしたことですが試してみてくださいね。

※合皮の場合は高温を避け、あて布をすると安全です。

ウエストポーチの作り方|手作りの注意点は?

ポケットをつけたいなどの装飾は、後から付けることが難しいので、最初の段階で決めておきましょう。

ウエストポーチの作り方を覚えて作ってみよう

ウエストポーチはカーブがあり縫うのが難しい箇所もありますが、手順通りに進めると完成しますよ。ぜひお気に入りの生地で作ってみてくださいね。