運動会や部活動など、さまざまなシーンでゼッケンをつけるときがあります。見栄えよく仕上げたいですが、どう縫うか迷ってしまうことも。
そこで、今回はゼッケンの縫い方について手順やポイントをご紹介します。
ゼッケンの縫い方はどれがいい?
ゼッケンは基本的いに「まつり縫い」がおすすめ。
とくに体操着につける場合は「縦まつり縫い」が適しています。
縦まつり縫いは、表布に出る糸の長さが短く、縫い目が目立たないのが特徴。頑丈で取れにくく、キレイに仕上がりますよ。
ゼッケンの縫い方の手順は?
ゼッケンを縫い始めるまえに、あらかじめアイロンを当ててしわを伸ばしておくのがポイント。
ゼッケンの端から1cmほどを裏側に折り、アイロンを当ててクセをつけます。4辺とも行いましょう。
服にゼッケンを当てて位置を決めたら、しつけ糸で仮縫いをするか、まち針で固定します。
このとき、服の中にコピー用紙やクリアファイルなどをしのばせておくと、背中側の布と一緒に縫うのを予防できますよ。
ここから縦まつり縫いをしましょう。
糸は1本取りでOK。
まずはゼッケンの裏に玉結びがくるよう、裏から針を刺して手前に引きます。
針を出した場所のすぐ上の表布を0.1cmほどすくいましょう。
それからゼッケンの裏側の端からななめ方向に針を出して引き出しましょう。
この手順を繰り返していきます。縫う間隔を均等にすると、仕上がりがキレイですよ。
縫い終わりは、玉どめが表から見えないように、ゼッケンと体操着の間で玉留めをします。
仮縫いをしていた場合は、しつけ糸を忘れずに取ってくださいね。
ゼッケンの縫い方で失敗しないポイントは?
ゼッケンをつけるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
仮止めをする
ゼッケンをまっすぐつけるために、仮止めをするのが大切。
しつけ糸で仮縫いをしたり、まち針で固定したりして、ズレを予防しましょう。
布の端に対して直角に縫い付ける
ゼッケンの端に対して垂直に縫い目がつくよう、針を出したすぐ上の表布をすくいましょう。
均等な幅で縫いつけていくと、仕上がりがキレイですよ。
ゼッケンの縫い方を覚えておくと安心!
ゼッケンの縫い方を知っていれば、体操着などにつける必要があるときなどに役立ちます。しっかりと取り付ければ補修の機会も少なくすみますよ。
ぜひこの機会にやり方を覚えてくださいね。