商品についた値札シールや子供のいたずらなどでシールをはがさないといけないときに、「ベタベタが残ってキレイにならない…」と困った経験はありませんか?

いざというときに不便な思いをしないため、ここでは簡単にできるシールのベタベタの取り方をご紹介します。

シールのベタベタがうまく剥がせない理由。よくある失敗とは?

両面テープ
 
よくある失敗例
すばやくシールを剥がしてしまう
冷えた状態で剥がしてしまう
真上に引っ張ってしまう

シールをはがしたときに残るあのベタベタした部分。ガムのように粘っこく、指で少しこすったりツメの先でカリカリしたりするくらいではきれいに剥がせませんよね。

「放っておいたら粘着が弱まって取れるかな?」と一旦はあきらめても逆効果。空気中のホコリなどが絡みついて余計に汚れた印象になるだけなんです。

ホコリなどの汚れ以外にも、「素早く剥がす」「冷えた状態で引っ張ってシールがちぎれる」「真上に引っ張ってしまう」などもベタベタが残る原因になったりします。

シールのベタベタの取り方|粘着力をなくす方法は?

クエスチョン ? はてな

シールのベタベタを剥がすには、「粘着力をなくす」ことが1番大切です。粘着力をなくすには3つの方法があります。

粘着力をなくす方法
「熱」を加える
「水」を含ませる

正確には「キレイにはがせるくらいまで粘着力を弱める」方法です。

シールは、シールと接地面の表面の凹凸が近づくことで発生する「磁石のような力を利用して近づき続けている状態」を維持することでモノと粘着しています。

例えばシールに熱を加えると、その磁力のような力(接着力)が弱くなるので、結果キレイにシールのベタベタを剥がすことができるのです。

シールのベタベタの取り方|キレイなシール剥がしの基本ステップ

ステップ プロセス

粘着力をなくすのはシールを剥がす最初のステップです。次に、キレイにシールを剥がす基本のステップをご紹介します。

シールの粘着力をなくす

冬など寒いシーズンはドライヤーなどを使ってまずシールを温めます。

ゆっくりとシールを剥がす

粘着部分と引っ張っているシールの角度が30度くらいになるようにして、ゆっくり引っ張ります。

残ったベタベタをきれいに取る

ティッシュをくっつけてヘラでこすり落としたり、クリーナーなどを使ってベタベタを取り除きます。

シールが粘着していた部分を掃除する

アルコール水などを染み込ませたタオルペーパーなどでふき掃除をする

次にシールのベタベタを取るときに便利なグッズを機能別でご紹介します。

シールのベタベタの取り方|「熱」を与えるならドライヤーがおすすめ

『ターボドライ1200 ピンク EH5101P-P』(パナソニック)

シールのベタベタがはがしにくいのは、粘着力が強くて素材となじんでいることが原因

シールをはがす前にひと工夫加えておくと、粘着力が弱まってベタベタが残らなくなります。

その工夫とは「ドライヤーで温める」こと。シールに使われているノリは温めると粘着が弱まり、はがれやすくなるんです。

シールに温風を30秒ほどあて、温かいうちに隅から慎重にはがしてみましょう。温めるだけで、キレイにはがせる確率がアップしますよ。

シールのベタベタの取り方|「水分を含ませる」ならラップやエタノールも便利

『無水エタノール』(健栄製薬)

便利な掃除道具のひとつとして知られる「無水エタノール」も、シールのベタベタを取り除く力をもっています。使い方はベタベタする部分にたっぷりと無水エタノールを含ませながらこするだけ。

徐々にベタベタが固まって、取れやすくなります。すぐにもとのツルツルの面が戻ってきますよ。下の記事で実際にシール剥がしの実践をしているのでチェックしてみてくださいね。

『サランラップ』(サランラップ)

ラップはシールのベタベタに水を含ませたあと、その上から密着・密閉するために使うアイテムです。10−15分ほどラップをかぶせてから拭き取ると、ベタベタが取れやすくなりますよ。

シールのベタベタの取り方|「こする」「吸着させる」「削る」アイテム4選

『トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノPE01 10個』(Tombow)

一番簡単なのが、消しゴムを使ってこすり取る方法。プラスチックや木材など、どの素材への負担も少ないので、まずはこの方法を試してみましょう。

あらかじめ爪やプラスチックカードなどで大まかな粘着分をこそげ取り、あとは消しゴムでこすっていくだけ。消しゴムの角を使うと、粘着分とからまって落としやすくなります。

念入りにゴシゴシとこすり、キレイに取り切れたら完了です。

『ニチバン 布テープ』(ニチバン)

消しゴムで取るには少し範囲が広い、消しゴムが上滑りして取り除けないなどのときには、ガムテープの粘着力を活かしましょう。

爪やカードを使って大まかに掃除しておいたあと、リング状にしたガムテープをペタペタと押し付けて粘着分を回収していきます。

徐々にシールの粘着力が落ちてくるので、根気強く続けるのがポイントです。最後に消しゴムでこするとキレイに仕上がりますよ。

『テープはがしカッター』(ニトムズ)

五角形に特殊加工された先端が特徴のヘラのように使えるアイテム。この特殊加工によって壁や床を傷めずにシールやノリ残りだけをキレイにはがせます。

『INOUE カーボンはがしヘラ』(井上商会)

カーボン製のシールはがし用のヘラです。もちろん普通のヘラとしても利用できます。大量にシールはがしをする場合や力を入れる作業が多くなる方におすすめです。

シールのベタベタの取り方|溶剤アイテム4選

広い範囲に渡ってシールのベタベタが残っているときや、頻繁に子供がいたずらする場合には専用の「シールはがし」があると便利です。

気軽に手に入るので、この機会に用意してみてはいかがでしょうか。使用するときは窓をあけて十分に換気するようにしてくださいね。

『強力シールはがし』(3M)

接着剤メーカーの3Mがつくったシールはがし。接着剤のことを知り尽くしているからこそ生まれた商品で、ベトベトのシール残りもスルッと落とせます。壁や窓などにも使えて、油性ペンの落書きも消せるので、困ったときに何かと重宝しますよ。

『オレンジX』(オレンジクオリティ)

天然のオレンジオイルを使った万能洗剤で、シールはがしのほかにガンコな油汚れや上履きの汚れ落とし、浴室・トイレの掃除など多用途に使えるすぐれもの。天然成分なので、拭き掃除やペット用品の掃除にも使えるんですよ。

『粘着剤クリーナー 強力タイプ』(ニトムズ)

テープの専門家であるニトムズが提供する粘着剤クリーナー。泡タイプなので液体が垂れて汚れる心配がありません。粘着剤だけではなく、マジック汚れなど落書き全般にも対応している優れもの。

『アルプスベンヂン 小 100ml』(エステー)

油性成分を溶解させてくれるベンヂンです。衣類の「油性」の染み抜きによく利用されています。蒸発しやすく保管に気を使うので、その都度使い切れる量を用意するのがおすすめです。

シールのベタベタを取るときの注意

シールのベタベタを剥がすアイテムの中には、接着面の素材と相性が悪く傷つけてしまうこともあリます。次にベタベタを取るときに注意したいことを紹介します。

素材に注意!まずは水や熱を利用しよう

セリア ボックス 収納 木製

木材、プラスチック、ガラス、金属などシールを何に貼ったかによってアイテムとの相性やベタベタの剥がし方にコツが必要になります。

どの素材でもまずは「水」や「熱」のみを利用してタオルで拭き取ってみてください。それでも剥がれないときは「ヘラ」や「溶剤」を使い、素材を傷つけないよう注意してください。

特に木材からベタベタを剥がすときは、木目に沿ってシールを剥がしたり、溶剤はできるだけ使わないようにしたりしましょう。

変形、傷がつく

フローリングの傷

ヘラ、サンドペーパーを使ってベタベタを取り除く場合は、力の入れすぎに注意しましょう。素材に変形したり傷がつく可能性があります。特にサンドペーパーは最終手段くらいに考えて置くのがおすすめです。

脱色、変色、ツヤがなくなる

ゴム手袋を手にはめる

ベンヂン、除光液、クリーナーなどを利用した場合は、素材の色やツヤが変化する可能性があリます。別の部分で変色するかを試してみるなど、注意が必要です。

シールのベタベタは「粘着力」をなくせばツルツルに戻せる

棚の拭き掃除

シールのノリ残りは、目立つ上にホコリなどを集めてどんどんと汚れて見栄えが悪いですが、取り方され知っていれば対処は簡単です。

道具をうまく活用して、おうちのシールのベタベタをはがし取ってみましょう。