壁紙が剥がれてめくれ上がってきていませんか?目立つ場所の壁紙だと、どうしても気になりますよね。

でもめくれているだけなら、専門の業者に依頼しなくても、自分で直せますよ。今回は壁紙の剥がれを直すために使う道具や補修方法をあわせてご紹介します。

壁紙の剥がれは補修できる?

壁紙が剥がれる原因のほとんどは、壁紙を貼り合わせている接着剤の劣化です。接着剤は時間が経てば劣化するものなので、長く住んでいれば自然と起こります。

壁紙が剥がれたからといって壁紙自体にトラブルが起きているわけではないので、新しい接着剤で張り直すだけで、簡単に元通りになりますよ。

壁紙を直すのは初めてという人が多いと思いますので、次では補修に必要な道具とその具体的なやり方について紹介します。

剥がれた壁紙の補修に必要なものは?

壁紙の補修

用意するもの
必須
壁紙用の接着剤
ローラー
いらない布
あると便利
脚立

壁紙の接着剤には、専用のものが必要です。そのほか、仕上がりをよくするためのローラーと乾拭き用の布も用意しましょう。

あとは剥がれている箇所が高い場所なら、脚立や椅子があると安心です。

『クロス職人 はがれ補修キット』(ハウスボックス)

クロス職人 はがれ補修キット

出典:shop.r10s.jp

壁紙クロス用の接着剤と、仕上げ用のローラーがセットになった補修キットです。

接着剤を塗るためのハケはキャップの裏についているので、これひとつあればすぐに補修を始められます。

『壁紙補修用接着剤 かべっ子』(セメダイン)

壁紙補修用接着剤 かべっ子

出典:shop.r10s.jp

こだわりの壁紙を使っているおうちにおすすめなのが『かべっ子』。一般的なビニール壁紙のほか、紙や布などの壁紙にも対応しています。

乾くと透明に変わるので仕上がりがキレイなのもうれしいポイント。

壁紙の剥がれを補修する方法は?

壁紙のめくれ

壁紙の剥がれを補修する方法はとっても簡単で「ゴミを払う→接着剤を塗る→貼り付ける→仕上げ」の4ステップだけです。

汚れを取り除く

乾いた布で軽く拭き、ホコリや汚れをとっておく。

壁紙に接着剤を塗る

剥がれた壁紙に接着剤をまんべんなく塗る。

貼り付ける

ずれないように根本から貼り付けていく。最後はローラーでしっかり押す。

仕上げ

はみ出た接着剤を雑巾の乾拭きで拭き取る。

マスキングテープで固定

乾くまでの間、マスキングテープで壁紙を貼り付けて固定する。乾いたら、マスキングテープを剥がして完了。

ローラーを使うと手で押さえるよりも均等に力がかかり、仕上がりがよくなります。ズレも防げるので、端にピッタリあわせるのもラクちんです。

広い範囲の壁紙が剥がれたらどうする?

壁の補修に必要なもの

壁紙が剥がれた範囲が広い場合も、紹介した方法で直せます。

ただし、めくれている範囲が広ければ広いほど「ズレ」が起こりやすくなるので、ピンなどを使って留めながらこまかく貼り付けていくのがポイントです。

壁紙自体が古くなってうまく貼り付かない場合は、思い切って全部剥がし、張り替えてしまうのもおすすめです。好みの壁紙を選んで張り替えたらお部屋のリフレッシュになりますよ。

覚えておきたい

エコなわざあり

剥がれた壁紙が破れてしまったときは?

壁紙の傷み

壁紙が剥がれたまま生活していると、ふとした拍子に引っかかって破れ、部分的になくなってしまうことも。

破れてしまうと接着剤だけでは直せないので、壁紙ごと補修する必要があります。傷や破れを補修するためのパテが市販されているので、接着剤の代わりに使ってみましょう。

模様まで再現できるので、色さえあわせれば跡も残らずキレイに仕上がりますよ。

壁紙の剥がれは簡単に補修できる!

壁紙の補修

壁紙が剥がれても生活には支障がありませんが、見た目もよくありませんね。

剥がれっぱなしになると劣化が進み、範囲がどんどん広がるので、見つけ次第早めの対処してあげましょう。

補修キットを使えば、直すのはとっても簡単。気になるトラブルがすっかりなくなり、居心地のいいお部屋に戻りますよ。