洗剤にバスタオル、洗濯ネット、ハンガーなど、洗濯機のまわりは意外にモノにあふれています。キレイに収納するためには洗濯機周りの空間をうまく活用して収納スペースを作るしかありません。
今回は、そんな洗濯機まわりの収納アイデアをご紹介、あわせておしゃれに飾る方法もお伝えします。
洗濯機周りの収納は「横(脇)」と「上」の2か所
洗濯機の周りに収納を作りたいなら、まずはどこにスペースがあるか確認しましょう。多くのおうちでは、「洗濯機の横(脇)」と「洗濯機の上」の2つのスペースがあります。それぞれどんな特徴があり、何をしまえるか見てみましょう。
洗濯機横の収納
洗濯機横は壁や洗面台ととなりあっていることが多く、その隙間に収まる棚(ラック)を用意することで収納に変えられます。洗剤などの細かいモノの収納に使えます。
洗濯機上の収納
洗濯機の上のスペースは「ランドリーラック」と呼ばれるアイテムを置くことで有効活用できます。バスタオルやお風呂グッズ、洗剤など、小さなモノから大きめなモノまで並べられます。
洗濯機の収納アイデア!どうやったらキレイに見える?
洗濯機の「横」と「上」の収納が分かったところで、具体的にどうやったらうまく整理できるのか、使い勝や見栄えがよくなるアイデアをここでご紹介します。
カゴやケースを使って種類を分ける
洗濯機の上のラックはカゴやケースを活用して、「お風呂用品」「洗濯道具」「ストック」などと種類ごとに分けながら片付けるとスッキリします。100均のファイルボックスに入れるだけでも十分。見た目も統一されてキレイになりますよ。
フックを使って吊り下げる
ラックのパイプ部分にS字フックなどを使って吊り下げ収納も可能です。少しだけ使ったタオルをひっかけたり、靴下などの小物の簡易な干すスペースとしても使えて便利です。
カーテンや布で覆う
洗剤に入浴剤、スプレー類などさまざまな日用品が並ぶ洗濯機周辺。「すこし見た目が悪いかな」と感じたら布をかぶせれば、まとめてモノを隠せてまとまりが出てますよ。
モノの色を統一する
日用品はモノが多いだけに、サイズも色もバラバラ。少し手間はかかりますが、キレイに見せたいなら容器を統一するのも1つです。白で統一すれば清潔感のただよう空間になりますよ。
洗濯機収納に使えるおすすめグッズ!おしゃれな棚(ラック)はある?
洗濯機の収納に使えるラックや便利グッズはたくさん販売されています。活用しない手はありませんね。ぜひ参考にしてみてください。
『ハンガーも掛けられる2段タイプ伸縮ランドリーラック』(平安伸銅工業)
かんたんに組み立てられるランドリーラック。洗剤や洗濯ネットなどを置ける棚や、上部にパイプにはハンガーをかけて洗濯物を干すことも可能です。
『ランドリーラック』(アイリスオーヤマ)
床と天井で突っ張るタイプのランドリーラックで、アタッチメントを使えば洗濯パンの上でも容易に取り付けられます。2段ある棚は、1つがフラットな板、もう1つが通気性のいいメッシュ素材になっているのでモノによって使い分けられます。
『引っ掛けるだけで使えるランドリーラック』(ホクリク総業)
洗濯機の真上に吊り戸棚があるなら、引っかけるタイプのラックがおすすめ。取り付けは戸棚のトビラをあけて引っかけるだけ、伸縮するのでサイズも調整できますよ。
『スリムストッカー』(Like-it)
20cm弱の幅にも使えるキャスター付きのスリムラックです。ハンドタオル類を入れたり、入浴剤などのバスグッズを入れたりでき、天板の上に洗剤を並べれば、これだけで十分な収納です。
収納の注意点!洗濯機の周りで気をつけることは?
スペースがあるので収納を置けないかと、すぐに考えてしまいがちですが、収納アイテムを置くときの注意点もあります。
湿気が多くないか
洗濯機置き場は、お風呂や洗面台が近いことが多く、湿気のこもる場所でもあります。窓があれば定期的に換気できますが、なくて極端に湿っぽいとモノを詰め込み過ぎたことが原因でカビが生えることも。通気性を意識して、適度な隙間を作ってあげましょう。
振動で倒れないか
洗濯機は洗っている最中に振動するので、横のラックをピタッと隣り合わせにすると振動で揺れて中身がぐちゃぐちゃになる可能性があります。少しだけ間を空ける余裕をもつと安心ですよ。
洗濯パンにラックがかからないか
多くの洗濯機は、パンと呼ばれる専用の台の上に置きます。フチがついていたり、排水用のホースがあったり、ランドリーラックを置くには不便なこともあります。購入前にあらかじめ取り付け方法と、取り付け位置を確認しておくのが確実ですよ。
アジャスターがついたラックを選んだり、必要があれば板を置いてパンの段差を埋めてその上にラックを置くことも検討しましょう。
ワンポイント
洗濯機の収納はDIYできる?
洗濯機の周りの収納は実はかんたんにDIYできます。1番手軽なのが、100均の突っ張り棒を使う方法です。
洗濯機の両脇が壁になっているなら、突っ張り棒を2本わたして、その上にカゴなどでモノを置けば完成です。
もし木材から組み立てたいなら、ホームセンターなどのコーナーで材料を取りそろえ、工具を使って組み上げていく方法もあります。ホームセンターによっては木材のカットサービスがあるので、活用すればおうちでの作業は組み上げるだけにできますよ。
洗濯機周りの収納は「横」と「上」をうまく使う
洗濯機の周りをスッキリ収納したいなら、横と上のデッドスペースに注目しましょう。多くのおうちは洗濯機上のスペースを収納に変えられるはずです。
できるだけ収納を増やして、洗面所の空間が広くゆったりした場所になれば、動線もスムーズになってゆとりができますよ。身支度なんかもスムーズにできそうですね。