毎日洗濯に追われていませんか?一度洗濯機を回すと、その後に洗濯物を干す作業も必要なので、けっこう時間が取られてしまいますよね。
そこで今回はコジカジ編集部が、一般的な洗濯時間の目安とともに、短時間ですませるための効率的な方法をまとめて紹介します。
もくじ
洗濯機を回す時間は?洗いは何分?
洗濯にかかる時間は洗濯機の機種によっても異なりますが、平均すると標準コースで40〜50分ほど。
一般的に使われる「標準コース」では、汚れがよく落とせるように「洗い」と「すすぎ」が15〜20分ずつ、「脱水」が5〜10分と長めに時間が確保されています。
そんな洗濯の時間を短くするには、コース選びが大切です。これだけで洗濯時間はかなり短縮できるので、時間をかけたくないときには次の方法を試してみてください。
洗濯の時間を短くするにはスピードコースがおすすめ
ほとんどの洗濯機には、短時間で洗濯できる「スピードコース」や「おいそぎコース」がついています。すすぎと脱水が一回なので、20〜30分ほどで仕上がりますよ。標準コースの半分ほどの時間で洗えるのは嬉しいですよね。
「あまり使ったことがないけど、汚れ落ちはどうなの?」と気になっている人もいるかもしれませんね。
ふだん着ている洋服には、汗や皮脂、ホコリなど、それほどガンコな汚れはついていないので、スピードコースで洗うだけでも十分キレイにできます。
短時間ですませたいときはスピードコース、時間に余裕のあるときは標準コースと使い分け、定期的に『ワイドハイター』などを使って除菌してあげると、効率的にキレイな状態を維持できますよ。
洗濯の時間を短くしていいのはどんな服?
スピードコースを使うのに向いているのは、「汚れが軽い」か「汚れが落ちやすい」衣類。まずは1回試してみて、汚れ落ちを確認してみるといいですよ。
汚れが軽い衣類
短時間しか着なかった服や身体を拭いたバスタオルなどは、1回使ったくらいではほとんど汚れていません。スピードコースでも十分キレイにできますよ。
汚れが落ちやすい衣類
肌着や下着といったインナー類は、汚れがつきやすいものの、かんたんに落とせるように素材で工夫してあります。こまめにササッと洗濯しておけば、ストックが切れるのを防げますよ。
汚れがひどい服の洗濯時間を短くするには?
臭いやシミがついている服は、標準コースで念入りに洗うのがおすすめです。どうしても時間がないときは、汚れ落ちをアップさせるため次のような工夫をしたあとにスピードコースで洗ってあげましょう。
洗剤をつけて洗う
シミなどの目立った汚れがあるときは、洗剤を直接つけてから洗濯するのがおすすめ。洗剤が汚れに直接はたらきかけるので、汚れ落ちが格段によくなります。襟や袖の黒ずみなどに効果的。
漂白剤を使う
臭いのある洋服を洗うときは漂白剤を使いましょう。『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤は、除菌効果があるため見えない汚れもスッキリ落としてくれます。
お湯を使って洗う
洗剤や漂白剤はお湯を使うとさらに効果が高まります。「洗い」のタイミングでお風呂の残り湯を使いましょう。「すすぎ」でキレイな水を使えば洗濯物が汚れる心配はありませんよ。
洗濯の時間は「すすぎ1回」でも短くなる
最近の洗濯機には、「すすぎ1回」というコースがあり、これは通常2回おこなう「すすぎ」の工程を1回ですませるコースです。その分、洗濯の時間も10分ほど短くすむのでサッと終わらせたい人におすすめ。
使うには条件があって、「すすぎ1回に対応した液体洗剤」を買いそろえる必要があります。泡切れのよい洗剤でないと、洗濯後に洗剤が残ってしまうので注意しましょう。
すすぎを1回にしても、「洗い」や「脱水」は同じ手順なので、汚れ落ちは標準コースと同じ。汚れをしっかり落としながら、短時間で仕上げたい人におすすめです。
洗濯は時間の選び方でも工夫できる!
実は洗濯の時間帯でも作業効率が変わってきます。
おすすめの時間帯は朝。多少落ち着いて時間のとれる夜に洗濯している人もいるかもしれませんが、朝の方がメリットはたくさんあります。
作業音を気にしなくていいですし、気温が上がってくるので洗濯物が乾きやすくなります。
ま洗濯機には仕上がりの時間を指定できるタイマー機能がついているものもあるので、夜のうちにセットしておくと朝の忙しい時間でも効率的に洗濯できますよ。
洗濯の時間を短くすませて朝にゆとりを!
スピードコースを活用すれば、外出前でもササッと短時間で洗濯ができます。同じ時間を使って2回分洗濯するのもいいですね。
汚れにあわせたコース選びで、洗濯にかける時間を短縮すると、朝のバタバタのなかにも余裕が生まれて、1日を気持ちよくすごせますよ。