洗剤を洗濯機に入れるときはどう入れていますか?洋服にそのままかけている人や丁寧に回し入れている人など、各家庭でさまざまだと思います。

ここでは洗濯機に洗剤を入れる場所や入れるタイミングなど、基本的な使い方をご紹介します。洗剤の入れ方ひとつで、洗い上がりが違ってきますよ。

洗濯機の洗剤や柔軟剤を入れる場所はどこ?

洗濯機 洗剤 柔軟剤 投入口

もしかしたら「洗剤の投入口なんてあったっけ…?」と存在に気づいていない人もいるかもしれません。

洗剤を直接衣類にかけたりたまった水に溶かしたりするよりも、洗剤は各洗濯機に用意された専用の投入口に入れるのがベターです。

洗濯機の洗剤投入口・柔軟剤投入口を使う利点は?直接投入しちゃダメ?

オキシクリーン 色 柄 物 洗濯

洗濯洗剤は洗濯機に注水された水にまんべんなく溶けないと、汚れ落ちが悪く、香りもつかなくなってしまいます。

洗濯物に回しかけるようにしている人も多いかもしれませんが、このやり方は洗濯物が洗剤を吸い込んでしまうので、まんべんなく溶け切らない可能性があります。一部の洋服はよい香りがするけど、ほかは香りが薄い…なんて経験ありませんか?

注水後であれば洗剤を直接投入してもいいのですが、水がたまるまでに時間がかかるため「投入口」を利用するのが一番効率的でもあるんですよ。

洗濯機には投入口が2つある?洗剤と柔軟剤で分けるの?

洗剤投入口の場所は機種によって異なります。液体洗剤の投入口だけではなく、粉末洗剤や柔軟剤なども入れる場所があるので、間違えないようによく確認しておきましょう。

ドラム型洗濯機

ドラム式洗濯機に洗剤を入れる

ドラム型の洗濯機は扉上のボタンの近くに投入口があることが多いです。ひとつの引き出しに仕切りがついていて、それぞれどこにどの洗剤を入れるか決まっています。入れる場所を間違えないよう注意しましょう。

縦型洗濯機

洗濯機 洗剤投入口

ほとんどの縦型洗濯機は洗濯槽の内側のフチか上部に投入口があります。わからなければ取扱説明書で位置をチェックしてみてください。

洗濯機の柔軟剤の正しい投入口はどこ?

洗濯洗剤 柔軟剤

洗濯物をふわふわに仕上げるために欠かせないのが、柔軟剤ですね。実は洗剤よりも柔軟剤の方が入れる場所に注意が必要だったりします。

柔軟剤は「柔軟剤用」などと書かれたの投入口が必ず用意されているので、間違えないように入れてくださいね。

また、柔軟剤はすすぎの最後の水に混ぜて使われます。洗剤とは使うタイミングが違うので洗濯槽に直接入れたり、洗剤投入口に入れたりするとまったく効果がなくなってしまうので注意してくださいね。

洗濯機の洗剤・柔軟剤の入れ方にコツはある?

洗剤 洗濯機

洗濯機に洗剤を入れるときには「投入口に入れる」以外にも2つコツがあります。どちらも基本的なことですが、きちんと守れば洗剤がもつ力をしっかりと発揮できますよ。

適切な量を入れる

洗剤は多すぎても少なすぎてもよくありません。多めに入れると効果が高まるように思えますが、汚れ落ちがよくなるのはごくわずか。むしろすすぎ切れずに洗いあがりに洗剤が残って逆効果です。

注水中に入れる

洗剤は注水中に入れるのがポイント。洗濯物の量を測ったあと、必要な洗剤の量が表示されたら注水が始まります。水の流れで洗剤が洗濯物全体に行き渡りますよ。

洗濯機の洗剤・柔軟剤投入口は手入れが必要

洗濯機の洗剤投入口

投入口は使っている間にだんだんと汚れてきます。洗剤の溶け残りがドロドロとたまっていくので、こまめに掃除してあげましょう。

ふだんのお手入れは洗う前のタオルで拭くだけでも十分ですが、念入りにキレイにしたいときは次の手順でやってみましょう。

お湯を入れる

40℃ほどのお湯をペットボトルにため、投入口に注ぎ入れる。

ひと晩ほど放置する

固まった洗剤が温められることでどんどんふやけてくる。

1回洗濯する

いつも使っている標準コースを選んで1回洗濯機を回す。

細かい汚れを取る

取りきれなかった細かい汚れを綿棒などで取ったら完了。

洗剤がふやけるまでには少し時間がかかるので、寝る前にお湯を入れておくのがおすすめです。

洗濯機の洗剤と柔軟剤は専用の投入口からきちんと入れよう!

洗剤の効果的な使い方は、とにかく「基本を守る」のが一番。専用の投入口を使い、洗濯機が教えてくれた量にしたがって洗剤を入れましょう

洗剤・柔軟剤を正しい方法で入れるだけで、今までよりも汚れ落ちがよくなったり、香りがよくついたりするはずですよ。

投入口を確認して、今日からさっそく試してみてください。