つけおき洗いは、汚れを落としやすくするための下洗いとしてよく利用されますね。
実は洗濯機でも同じ洗い方ができるのを知っていますか?
今回は、洗濯機でのつけおき洗いのやり方をご紹介します。洋服の汚れをキレイに落とすコツを見てみましょう。
もくじ
洗濯機でつけおきができる?
つけおき洗いは、洗面器やシンクなどを使って行っているおうちが多いと思いますが、実は洗面器やシンクの代わりに「洗濯機」が使えるんです。
つけおきが終わったらそのまま洗濯するだけなので、いつもの作業がもっと楽にできますよ。
洗濯機の機種によっては、専用の「つけおきコース」が用意されている場合も。まずはおうちの洗濯機を確認し、どんなコースがあるか確認してみてください。
洗濯機につけおきコースがある場合
洗濯機につけおきコースがある場合は、電源を入れて、コース選択で選べば設定は完了です。あとは洗濯機にまかせておけば基本的に問題ありません。洗濯物と洗剤をいれて試してみましょう。
洗濯機のなかでは1度軽く洗って洗剤をなじませてからつけおきが始まります。設定した時間を過ぎたら、あとは標準コースと同様に洗い・すすぎ・脱水へと進みます。
ふだんの洗濯よりは時間がかかるので「寝る前にセットして朝干す」と時間を有効活用できます。これならコース選びの違いだけで洗濯の効果がぐっと高められますね。
洗濯機のつけおきコースがない場合
洗濯機につけおきコースがない…という人もいるのではないでしょうか。おけを用意して毎回ひと手間かけるしかないか…と思うかもしれませんが安心してください。問題なくつけおき洗いできますよ。
方法はかんたんで、洗いの途中で「一時停止」を押し、少し時間をおくだけです。
洗剤の溶けた水に洗濯物がつけこまれた状態になり、つけおきコースと同じ効果が得られますよ。
つける時間は、1〜2時間ほどで大丈夫。これなら朝セットしても昼までには外干しできますね。
洗濯機のつけおき洗いができない衣類に注意
洗濯機でつけおき洗いをする前に、衣類の洗濯表示をチェックしておきましょう。
ここに『水洗い不可』のマークがある場合は、つけおき洗いは諦めましょう。
また、色落ちしやすそうな衣類や、ウールや麻、レーヨンなどのデリケートな素材も避けたほうが無難。
おうちでの汚れ落としは諦めて、クリーニングに出すことをおすすめします。
洗濯機でのつけおきの注意点
洗濯機のつけおき洗いは手軽にできて便利ですが、ちょっとした注意点も。
次の注意点を覚えておけると、失敗を防げますよ。
洗剤を入れすぎない
多めに入れた方が汚れが落ちると思うかもしれません。しかし、洗剤のすすぎ残しが起きやすくなったり、色柄ものだと色落ちしたりする可能性があります。表記の分量を守りましょう。
つけおきしすぎない
洗剤の量と同じように、よく勘違いされるのが「つけておく時間」。多少長くしても問題はありませんが、つけおきしすぎは生地が傷む原因に。
コースで時間を調整できるので、まずは短めに設定し、汚れの落ち具合で時間を延ばしましょう。
脱水しすぎない
洗濯のあと、脱水のしすぎにも注意できると◎。脱水のときは服にかなり強い力がかかり、繊維を傷める原因になってしまいます。
できれば、通常の脱水よりも時間を短めに設定すると安心です。
洗濯機のつけおきでも汚れが落ちないときは漂白剤を!
つけおきコースでもうまく汚れが取れなかった…という経験をしたことがある人もいるかもしれません。
デリケートな服でなければ「漂白剤を加える」「もみ洗いする」などのより効果的なやり方を選んでみるのがおすすめです。
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤なら、色柄ものにも使えます。やりかたは、キャップ一杯分を一緒に洗濯槽に入れるだけとカンタン!ぜひ試してみてくださいね。
洗濯機を使ったつけおきで洋服をキレイにしよう
洗濯機のつけおきコースは汚れを落としたり、デリケートな素材の洋服の洗濯にとても便利です。ぜひ活用してみてくださいね。
洋服がキレイになると気分も晴れやかになって、気分よく過ごせますよ。