布団カバーの洗濯はどれくらいの頻度で行っていますか?パッと見では汚れが見えないので、どれくらい洗濯したらいいのかわかりにくいですよね。
でも、毎晩肌が触れ続けているだけあって、布団カバーは意外と汚れているんですよ。
そこで今回は、布団カバーの洗濯頻度と効果的な洗い方についてご紹介します。
もくじ
布団カバーの洗濯頻度はどれくらいがいい?
布団カバーの洗濯頻度は一般的には週に1回が目安といわれています。1日のなかでも3分の1ほどを過ごす場所だけあって汚れがたまりやすく、こまめに洗濯する必要があるんです。
必ずこの目安で洗濯しなければいけないわけではなく、「週に1回」を目安に汚れ具合にあわせて増減させればOK。
たとえば夏は薄着で寝るので汗も染みやすいため週に1回以上、冬は厚着で汗が染みにくいので2週に1回などと調節してみてください。
布団カバーの洗濯の仕方は?
布団カバーの多くは、綿やポリエステルなど丈夫な素材でできています。デリケートなものではないので、洋服と同じように洗濯機を使って洗えば大丈夫です。次の手順でキレイにしていきましょう。
布団カバーを裏返す
カバーを外すついでに裏返しておく。チャックがあるタイプなら閉めておくと安心。
洗濯機の底にいれる
洗濯機の底にたたんでいれると絡まりにくい。洗濯ネットに入れると、よりほかの洗濯物と絡まない。
洗濯する
洗濯洗剤を投入して標準コースで洗えば完了。
洗濯の手順は基本的にこれだけ。カバーを外す作業はちょっと手間ですが、洗濯自体はそれほどむずかしくありません。
布団カバーを洗濯するときのポイントは?
次の3つのコツを意識しながら洗濯すると、洗濯時のトラブルを防いで仕上がりも良くなるので試してみてください。
裏返す
布団から出たホコリは布団カバーの内側にたまっています。裏返してホコリが流れやすいようにしておきましょう。ホコリがたくさんたまっているときは先に掃除機などで吸い取るか、払い落としてください。
チャックを閉める
裏返したらチャックを軽く閉めます。これは袋状のカバーのなかにほかの洗濯物が入り込んだり、チャックに引っかかって傷んでしまうのを防ぐため。完全には閉めなくても大丈夫です。
洗濯機の底に入れる
縦型洗濯機ならネットを使う代わりに洗濯機の底に入れるのもコツのひとつ。これだけで他の洗濯物と絡まってしまうことを避けられます。ドラム式の場合は洗濯ネットに入れると絡まりが防げます。
洗濯のりをプラスするのもおすすめ
布団カバーやシーツをさらにもう一段上の仕上がりにするなら洗濯のりを使うのがおすすめ。繊維がパリッと整うので、ホテルのような高級感のある仕上がりにできます。
やり方は、すすぎのときに一旦停止し、洗濯のりを適量混ぜるだけ。干し方はいつもと一緒で大丈夫です。ちょっと工夫を加えるだけで、眠るのが楽しみになりますね。
布団カバーを洗濯した後のポイント
布団カバーを洗ったら、干し方にもひと工夫しましょう。干し方ひとつで、仕上がりが変わってきますよ。
しっかり振りさばく
脱水が終わったあとの布団カバーはしわくちゃになっています。そのまま吊るさず、一度バタバタと振ってから干すと、繊維が空気を含んで膨らみ、乾いたときのシワを防いでくれます。
通気性のよい形で干す
物干し竿に二つ折りにして干すと、内側に風が通らず乾きにくくなります。物干し竿にハンガーを何本かかけ、そこにシーツをかけてA字型に干すか、2本の物干し竿にまたがるようにM字状に干すと通気性が高まります。
布団カバーの洗濯は頻度が高いからこそ楽にしたい!
布団カバーを洗濯するときにネックなのが「つけ外しの作業が面倒」というところ。洗濯しなきゃ…とは思いつつも後回しにした経験のある人も多いかもしれません。
実は布団カバーは一瞬で取り付ける裏ワザがあるんです。覚えておくと、洗濯が気軽にできるようになりますよ。
裏返したカバーを布団に乗せる
布団の角にあわせるように、裏返したカバーを布団に乗せる。
布団カバーを結びつける
布団カバーについている紐を、布団に結びつける。
カバーを裏返す
カバーのチャック内側に手を入れて、布団の角を引っ張り出すように裏返す。
チャックを閉める
チャックを閉じて、形を整えたら完了。
先にカバーを布団に結びつけておけば、後は裏返すだけで取り付けは完了。奥まで手を入れて結びつける作業がなくなってぐっとラクに感じられるはずですよ。
布団カバーの洗濯は適切な頻度で!
布団カバーは汗や皮脂汚れが染み込んでいるうえ、布団からでたホコリをいっぱいキャッチしています。何週間も使っているとホコリがたまりきってしまうので、こまめに交換するのは寝室のホコリ対策としても効果的。
週に1回を目安に洗濯してあげると毎日の休息がもっとリラックスできるものになりますよ。