サラダや煮物など、さまざまな料理に活躍する「ひじき」。水で戻すと意外と量が多く、戻し過ぎてしまったなんて経験はありませんか。そんなときは冷凍保存をすると長持ちしますよ。

今回はひじきの冷凍保存についてご紹介します。

ひじきは冷凍できる?保存期間は?

ひじき

乾燥したひじきは、そのままでも1年ほど日持ちしますが、水で戻すと傷みやすくなります。だいたい2~3日を目安に使い切りましょう。

水で戻したひじきを長持ちさせたいときは、冷凍保存をするといいですよ。賞味期限は1ヶ月。煮物の状態でも保存できるので、作りすぎたときなどぜひ活用したいですね。

ひじきの冷凍保存の手順は?

ひじき

ひじきは、水で戻したひじきだけを冷凍するか、煮物にしてから冷凍するかでやり方が異なります。

水で戻したひじきだけを冷凍する方法

ひじきは卵料理、煮物、サラダなど幅広く料理に使えます。使用用途が決まっていない場合は、ひじきだけを冷凍してもいいですね。

水に戻したひじきの水気をしっかり切り、冷凍用保存袋に入れます。それから全体の厚みが均一になるように平らに広げ、空気を抜きながら袋の口を閉じましょう。

金属トレイなどの上に置いて冷凍すると、短時間で凍って鮮度を保ちやすくなりますよ。

必要な分だけ取り出してから料理に使用します。

加熱調理をする場合はそのまま使えますが、サラダなどに活用する場合は電子レンジで加熱するなどしてくださいね。

煮物にしてから冷凍する方法

ひじきを煮物にしてから冷凍すると、1品足したいときなどに便利です。弁当のおかずにも活用できますよ。

粗熱を取ったら、ラップの上に平らに広げ、1食分ずつぴっちり包みます。それから冷凍用保存袋に入れ、冷凍室へ入れましょう。

ラップで包まず保存袋にそのまま入れることもできますが、小分けしている方がサッと取り出せて使いやすいですよ。

冷凍するときに金属トレイの上に乗せると、急速冷凍ができておすすめです。

弁当のおかずとして保存したいときは、シリコン製のカップに小分けして入れ、保存容器で密閉して冷凍してもOK。

おかずや夕飯に使用する場合は、ふんわりとラップし電子レンジ加熱してから食べてくださいね。弁当に入れるときは解凍せずそのまま詰めれば、食べるころに自然解凍できていますよ。

ひじきを冷凍保存するときの注意点は?

ひじき 冷凍 ポイント

水気・汁気をしっかり取る

ひじきを冷凍するときは、水気を切ってから冷凍しましょう。煮物にする場合も、いつもより水分量を減らして短時間で煮るといいですよ。

食感が変わりにくい具材を選ぶ

煮物にして冷凍するときは、回答しても食感が変わりにくい具材を使いましょう。

こんにゃくやたけのこを冷凍すると、解凍時に食感が悪くなり、本来のひじきの煮物のおいしさが損なわれてしまいます。

人参やれんこん、大豆、ちくわなどは食感が変わりにくくおすすめです。

ひじきの冷凍保存を利用して料理を楽しもう

ひじき

作りすぎてしまったひじきは、冷凍保存をすれば長持ちします。温度が高い季節など乾燥ひじきの保存方法に悩むときにもおすすめです。ぜひこの機会にひじきの冷凍保存のやり方を覚えてくださいね。