味のアクセントや食卓の彩りをよくする刻みネギ。万能に使えるので、カットした状態で長持ちさせられたらいいなと思ったことはありませんか。
実は、刻みネギを冷凍保存すると常温よりも長持ちさせることができます。冷凍後もそのまま調理に加えられるので、すぐに使えて便利ですよ。
そこで今回は、刻みネギの冷凍保存のやり方や注意点についてご紹介します。
もくじ
刻みネギって冷凍できるの?保存期間はどれくらい?
刻みネギは、冷蔵庫で保存するとあまり日持ちせず、2〜3日で傷んでしまいます。
長持ちさせたいのであれば、冷凍庫での保存がおすすめです。ネギのシャキシャキ感はなくなってしまいますが、正しく保存すれば1ヶ月は日持ちしますよ。
刻みネギの冷凍保存方法は?
野菜は加熱調理してから保存するものも多いですが、刻みネギは生のまま冷凍します。
1回に使いきれる分量ごとにラップで包み、冷凍用保存袋に入れればOK。小分けにすることで、取り出しやすくなるだけでなく使わない分の劣化を防ぐこともできますよ。
ラップで包んだあとは、金属トレーに平らになるように乗せて冷凍庫へ入れます。急速に冷やすことで、刻みネギの品質をなるべく落とさずに保存できるのです。
トレーが2枚あるときは上下で挟んであげるとさらに冷凍効率がアップしますね。
刻みネギの量が多いときはタッパーでの冷凍保存が便利
大量の刻みネギを冷凍する場合は、大きめのタッパーで冷凍するのがおすすめ。
小分けにせず冷凍するため、刻みネギ同士がくっついてダマになってしまわないようひと工夫してから保存します。
ネギを洗って水気をよくとったら、刻んでタッパーに入れて冷凍します。30分たったら冷凍庫から出してタッパーをよく振るい、再度冷凍庫へ。さらに30分たったら冷凍庫から出し、またタッパーを振るって完了です。
2回外に出して振るう手間はありますが、これだけでパラパラの冷凍刻みネギが出来あがりますよ。
振るう時間がない場合は、タッパーの底面にキッチンペーパーを敷き、刻みネギを平らにならせばOK。キッチンペーパーが余分な水分を吸収してくれ、ダマになりにくくなりますよ。
刻みネギの冷凍保存で注意することは?
買ったらすぐに冷凍する
野菜は傷みそうになってから冷凍するのではなく、買ってすぐの新鮮なうちに冷凍保存するようにしてください。
早めに冷凍することで、食材が酸化したり乾燥したりするのを防ぎ、風味やおいしさを保ちながら保存できます。
保存袋は冷凍用のものを使いましょう。冷凍用のものは、冷蔵用より厚みがあり、水分の蒸発やニオイがほかの食材に移るのを防いでくれますよ。
一度解凍した刻みネギは早めに使い切る
解凍した野菜は早めに消費するのがポイントです。
解凍後の再冷凍はNG。再冷凍すると、変色したり味や食感、風味が損なわれたりするので注意しましょう。
刻みネギは冷凍保存で長持ちさせよう
刻みネギは冷凍保存をすれば使いやすい状態で常備できます。調理時間の短縮にもなるので、ネギが余ったときなどぜひ冷凍保存を試してみてくださいね。