6〜9月頃に旬を迎えるなす。和洋中どんな料理にも合うので、常にストックしておきたくなる野菜ではないでしょうか。ただ、たくさん買いすぎると使いきれずに腐らせてしまうことも…。
そんなときは「冷凍保存」がおすすめ。今回は、なすをおいしく冷凍する方法をご紹介します。
もくじ
なすの冷凍｜日持ちはどれくらい？
なすは乾燥や低温に弱く、常温で1〜2日、冷蔵で1週間程度しか日持ちしません。
たくさんあって使い切れない…というときは、冷凍保存するのがおすすめです。冷凍なら1ヶ月ほど日持ちさせられますよ。
なすの冷凍｜3種類の冷凍方法を解説！
炒めてから冷凍
なすは加熱してから冷凍することで、解凍後の食感や味の劣化を少なくすることができます。
おすすめなのは、一度炒めてから冷凍する方法。輪切りなど食べやすいサイズに切り、油で炒めて粗熱を取っておきます。
あとは冷凍用保存袋に入れてしっかりと空気を抜き、密閉して冷凍庫へ。
すでに火が通っているので、使うときは電子レンジでチンするか、凍ったまま使えます。
焼いてから冷凍
なすを焼いて「焼きなす」にしてから冷凍するのもおすすめです。
なすを魚焼きグリルや焼き網などで皮が黒くなるまで焼き、皮をむいて粗熱を取ります。あとは食べやすい大きさに切って冷凍保存用袋に入れ、空気を抜いて密閉したら冷凍庫へ。
前日に冷蔵庫にうつして自然解凍させるか、レンジで加熱すれば食べられます。そのまま一品になるので便利ですよ。
レンジでチンしてから冷凍
手軽に加熱処理したいときは、レンジでチンすることも可能です。使いやすいサイズに切ってから耐熱皿に並べ、ラップをして600Wのレンジで5分を目安に温めます。
しっかり粗熱をとったら、冷凍用保存袋に入れて凍らせましょう。
生のまま冷凍
食感は少し落ちますが、なすは生のままでも冷凍できないわけではありません。
生のなすを冷凍する際は、使いやすいサイズにカットし、5分ほど水にさらしてアク抜きをしましょう。
ペーパータオルなどで水気をしっかりふきとったら、冷凍保存用袋に入れて空気を抜き、密閉して冷凍庫へ。
一度生のまま冷凍したナスは、食感が落ちるので炒める料理には向きません。スープやカレーなど、よく煮込む料理に使うのがおすすめです。煮込む場合は凍ったままでOKですよ。
なすの冷凍｜注意するポイントやコツは？
なすは乾燥にとっても弱い野菜です。冷凍するときは、空気に触れないようしっかり密閉して保存してくださいね。
空気を抜いて冷凍することで、霜がつくのを防ぐこともできます。
また、短時間で凍らせるのもおいしさキープのポイント。なるべく厚みが出ないように入れて、金属バットなどの上で凍らせると急速冷凍できますよ。
なすは冷凍保存で長持ち！
なすを冷凍するなら、一度加熱してからが最もおすすめです。あらためて火を通す必要がないので、調理する際にも時短が叶いますよ。ぜひ試してみてくださいね。
