スパイスの代表ともいえる「とうがらし」。料理にちょっとした辛みを加えるだけではなく、味に深みやまとまりを出すこともできます。あると便利な食材ですが、一度に使い切れず余ることもありますよね。
そこで今回は、とうがらしの保存方法についてご紹介します。ムリなく使い切れるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
とうがらしはどう保存するのが正しい?保存期間は?
とうがらしにもいろいろな種類がありますが、生のものであれば、冷蔵保存か冷凍保存、乾燥保存が◎。
冷蔵であれば1週間、冷凍であれば3〜6ヶ月ほど日持ちします。いちばん長持ちするのは乾燥保存で、常温でも1年ほど保存がききますよ。
スーパーなどではすでに乾燥された状態で販売されているものもあります。長持ちさせたい場合は、そちらを購入してもいいですね。
とうがらしの保存方法|① 冷蔵保存のやり方
すぐにとうがらしを使用するのであれば冷蔵保存がおすすめです。保存期間は短いですが、とうがらし本来の辛みやうまみを維持しながら保存ができますよ。
とうがらしの水分をていねいに拭き取り、ラップや保存袋で密閉して野菜室で保存をしましょう。
とうがらしの保存方法|② 冷凍保存のやり方
とうがらしの使用頻度が少ない、もしくはすぐに使わない場合は冷凍保存がおすすめです。冷蔵保存より鮮度や風味は落ちてしまいますが、長期間保存ができますよ。
とうがらしの水分をていねいに拭き取り、1本ずつラップで包んでしっかりと密閉をしましょう。
輪切りにしてから冷凍することもできます。空気に触れる部分が増えるので劣化スピードは速くなってしまいますが、解凍する手間がなく便利ですよ。
冷凍用保存袋にいれて密閉して保存しましょう。
とうがらしの保存方法|③ 乾燥保存
とうがらしは、乾燥させると常温でも保存ができます。
根元を数本ずつ縛り、逆さに吊るして直射日光の当たらない風通しの良い場所で天日干しにしましょう。実のみ乾燥させる場合は、乾燥ネットやザルに並べておくといいですよ。
とうがらしの表面にシワが出てきて、中の種がコロコロと音を立てたら完了です。
ただしハバネロなどの肉厚なとうがらしは、天日干しでは十分に乾燥できません。鷹の爪などのとうがらしを使用してくださいね。
乾燥が完了したら、高温多湿を避けて密閉容器に入れて保存しましょう。購入した乾燥とうがらしも同様、密閉容器に入れて保存すると、おいしく長持ちしますよ。
とうがらしの使用方法にあわせて保存しよう!
とうがらしは、保存方法次第で長持ちする食材です。使用用途にあわせて適したやり方を選んでくださいね。また、長持ちさせることを優先するのであれば、乾燥とうがらしを購入することも視野に入れてくださいね。