シャクシャクとした歯ごたえがおいしい「たけのこ」。煮物や炊き込みご飯など、いろいろな料理に使えますね。しかし1本が大きく一度に使い切るのが難しいことも。

そんなときは冷凍保存がおすすめです。ひと工夫を加えるだけでおいしく長持ちさせられますよ。

そこで今回はたけのこの冷凍方法についてご紹介します。

たけのこは冷凍できる?保存期間は?

たけのこ

たけのこは、下茹でをしてから冷蔵保存をするのが一般的ですが、冷凍保存もできます。冷蔵室だと7~10日の日持ちも、冷凍すると3週間~1ヶ月と賞味期限が長くなるんですよ。

ただし、正しくたけのこを冷凍しないと解凍したときに水分が抜けてしまい、繊維質を感じやすくなってしまいます。ほんの一手間をかけるとおいしく保存できるので、ぜひこの機会にやり方をチェックしておきましょう。

たけのこの冷凍保存の手順は?

たけのこを冷凍するときは、水分が抜けないように注意しながら保存します。だし汁ごと冷凍する方法と、砂糖をまぶす方法の2通りのやり方がおすすめです。

だし汁ごと冷凍する方法

だし 昆布 かつお

たけのこのあく抜きをして粗熱を取り、食べやすい大きさにカットします。その後バットなどに入れ、たけのこ全体が浸る程度にだしを入れましょう。

それから、保存袋にたけのことだしを移し、たけのこが重ならないようにして冷凍しましょう。保存袋の空気はできるだけ抜いてくださいね。

冷凍室へ入れるときは、金属製のバットに置いて、上に保冷剤を乗せておくと、早く凍ってよりおいしく保存できますよ。

和食でたけのことを使用するときは、凍ったままだしごと使用できるので、こちらの方法がおすすめですよ。

砂糖をまぶして冷凍

砂糖

あく抜きをして食べやすい大きさにカットしたら、粗熱を取ってバットの上に重ならないように並べます。

砂糖を均一になるよう全体にまぶし、1回に使う量ごとにラップで包んで、空気を抜きながら冷凍用保存袋へ入れましょう。

なるべく早く凍るよう、金属製のバッドと保冷剤で挟んで冷凍室へ入れてくださいね。

たけのこを冷凍保存するときの注意点は?

注意 ポイント

たけのこは傷みやすく冷蔵庫でそのまま保存をしても、劣化のスピードが早い食材です。買い物から帰宅したらたけのこを早々に下茹でをしましょう。

すぐに使わないのであれば、そのまま冷凍処理まですると良いですね。

たけのこの冷凍保存を利用して料理を楽しもう

たけのこ 山菜 煮物 野菜

たけのこは冷凍保存をしておけば長持ちします。一度に使い切る必要がなくなり、気持ちに余裕もできますね。

食材をムダなくおいしく使い切れるので、ぜひこの機会にたけのこの冷凍方法を覚えておいてくださいね。