弾力とうまみがたまらない「マッシュルーム」。アヒージョやパスタ、サラダなど、さまざまな料理に活用されますね。マッシュルームは、料理や成熟度によって適した切り方をすると、よりおいしく味わえますよ。

今回はマッシュルームの切り方についてご紹介します。

マッシュルームの切る前に下処理をしよう!

マッシュルーム

マッシュルームは、カットする前に下処理を行いましょう。

キッチンペーパーで表面の土や汚れを拭き取ります。水に濡らすと風味や食感を損なうので注意してくださいね。

それから石づきの端を薄く切り落とし、レモン汁をかけましょう。変色が防げて淡白な味わいを引き立てられますよ。

マッシュルームの切り方

マッシュルーム

マッシュルームの代表的な切り方5種類をご紹介します。

スライス

マッシュルームを立ててまな板の上に置き、5~6mm幅にカットしましょう。火が通りやすくいろいろな料理に活用できますよ。

1/2カット

マッシュルームを縦半分にカットする方法です。アヒージョやスープなど、うまみやジューシーさを味わう料理におすすめですよ。

1/4カット

1/2カットをさらに半分にカットする方法で、キレイな見た目を楽しむ切り方です。グラタンなどの焼き物はやオープンサンドなど、断面を見せる料理におすすめですよ。

みじん切り

マッシュルームをスライスし、寝かせて細かく切れば完了です。

ハンバーグの肉だねや餃子の餡などに入れると、かさましができるうえにカロリーも抑えられますよ。うまみもしっかり凝縮されるので、マッシュルームの風味を楽しみたいときにもぴったり。

スライサーでカット

さらに薄切りにするならスライサーを使うのもおすすめ。生でも食べやすくなりますよ。サラダやあえ物のトッピングに使ってみてくださいね。

マッシュルームは成長にあわせて切り方を変えると◎

アイデア

マッシュルームは、成長とともに味が変化するうえに収穫後も成長し続けます。どんな料理に合うのか見極めてから調理すると、よりおいしく味わえますよ。

ここでは状態別でどんな料理が向いているのがご紹介します。

軸が短くかさが閉じているとき

実がぎっしり詰まってかさが閉じている状態のマッシュルームは、生での使用がおすすめです。

熟成には遠く火を通してもあまりうまみを感じられないので、薄くスライスしてトッピングとして使いましょう。ほどよい食感で料理のアクセントになりますよ。

軸が少し伸びていてかさが閉じているとき

少し軸が伸びているマッシュルームは、生でも食べられますが、サッと炒めてもおいしい状態です。1/2カットか丸ごと食べるかすると、弾力のある食感を楽しめますよ。

軸が伸びていてかさが開いているとき

かさが開き始めると熟成に近づいた証。マッシュルームの持つうまみ成分も感じやすくなります。

大きめにカットして、アヒージョやオーブン焼き、パスタなど、しっかりと火を通す料理に活用しましょう。

かさが開き内側の黒い部分が見えている

かさの内側に黒い部分が見えると完熟したサイン。うまみが凝縮されているので、煮込み料理やスープに使うといいですよ。

マッシュルームは料理にあわせて切り方を選ぼう

マッシュルーム

マッシュルームは、料理にあわせて切り方を変えると、食感やうまみをより楽しめますよ。また成長度合いで切り方を選んでもいいですね。ぜひこの機会にマッシュルームの切り方を覚えてくださいね。