マッシュルームの賞味期限｜日持ちさせるコツは？腐るとどうなる？

世界で最も多く食されているきのこといわれている「マッシュルーム」。きのこ類の中でもとくに低エネルギーで、ダイエット中のかさ増し食材としてもおすすめです。

しかしマッシュルームの保存期間は意外と知られておらず、余ったときにどう保存したらいいか迷うかもしれません。

そこで今回は、マッシュルームの賞味期限や長持ちさせる保存方法をご紹介します。

マッシュルームの賞味期限｜どれくらい日持ちする？

マッシュルームの賞味期限の目安は保存方法によって変わります。

常温保存の場合は1～2日ほどしか日持ちしませんが、冷蔵保存の場合は約1週間、冷凍保存の場合は約1ヶ月保存できますよ。

ただし、適したやり方で行わなければ保存できる期間は短くなってしまいます。正しい方法を覚えて、風味を残したままおいしく保存したいですね。

マッシュルームの賞味期限｜長持ちする保存方法は？

マッシュルームを長持ちさせるためには、冷蔵保存か冷凍保存がおすすめです。

冷蔵保存のやり方

冷蔵保存するときは、キッチンペーパーで包んで保存袋などに入れて保存します。

マッシュルームは、水分に触れると風味が落ちて変色しやすくなる特徴があります。ペーパータオルに包めば余分な水分を吸い取ってくれ、変色予防につながりますよ。

4〜5個ずつ使い切りやすい量ごとに包んで冷蔵室で保存してください。

冷凍保存のやり方

さらに長持ちさせたいときは冷凍保存がおすすめ。栄養やうまみ成分が増すメリットもありますよ。

いしづきを切り落とし、使用用途にあわせてスライスや1/4カットなどにし、保存袋に入れて平らにならして冷凍しましょう。

一度冷凍すると柔らかくなるので、生の食感を楽しみたいときには不向きですが、加熱調理にはおすすめですよ。

解凍するときは、水分と一緒にうまみが出てしまうので、凍ったまま調理してくださいね。

マッシュルームの賞味期限｜注意することは？

新鮮なものを選ぶ

長持ちさせるためには新鮮なマッシュルームを選ぶことも大切。

新鮮なマッシュルームは、カサの表面がつるつるして割れておらず、カサが開きすぎていないのが特徴です。

また、軸が太くて短く、切り口が変色していないのも新鮮な証拠。スーパーなどで購入するときは確認してみてくださいね。

水で洗わない

マッシュルームを含むきのこ類は、水で洗うと風味や栄養が流れ出てしまい、変色の原因にもなります。マッシュルームの汚れが気になるときは、水で洗わずに湿らせたペーパータオルなどで拭きとりましょう。

切り口などの変色が気になる方は、カットしてすぐにレモン汁をかけると◎。酸化を防いで変色を防止できますよ。

野菜室より冷蔵室

マッシュルームの冷蔵保存に適した温度は3〜5度程度なので、保存は野菜室よりも冷蔵室が適しています。

きのこ類は野菜室に入れがちかもしれませんが、できれば冷蔵室に入れるようにしましょう。

マッシュルームの賞味期限｜腐ったらどうなる？

マッシュルームが下記のようになっていたら、傷みが進んでいるサインです。賞味期限に関わらず、食べるのは控えるようにしましょう。

ちなみに、カサの裏のひだが黒っぽくなっているものもありますが、それは傷んだものではなく成熟した証。おいしく食べられますよ。

マッシュルームの賞味期限を知って長持ちさせよう

傷みやすいマッシュルームも、きちんと保存すれば風味を保って長持ちさせられます。

マッシュルームを正しく保存して、いろいろな料理に取り入れてみてくださいね。