料理の彩りを鮮やかにしてくれる「パプリカ」。加熱すると甘みが強くなり、ジューシーでおいしいですよね。
よりおいしく味わうには、切り方にも注目しましょう。食感や甘みなど、さらに引き出せますよ。
そこで今回はパプリカの切り方についてご紹介します。
パプリカをカットする前にワタの下処理をしよう!
パプリカは野菜の中でも柔らく、子供でも簡単にカットできる食材です。ワタがあるので、取り除いてから食べやすい大きさにカットしましょう。
まずはワタの取り方をご紹介しますね。
基本的なワタの下処理方法
縦半分にカットして、へたの横から斜めに包丁で切り目を入れましょう。
それから手で種ごとへたを取り除きます。パプリカの内側に付いている種もしっかりと取ってくださいね。
輪切り・乱切りをするときの下処理方法
輪切りや乱切りをする場合は、やり方が多少異なります。
ヘタを1㎝ほど切り落とし、手で種を取り除きましょう。内側に付いている種も指で取り除いてくださいね。
それからパプリカを輪切りにします。潰れやすいので、やさしく抑えてカットしましょう。
パプリカの切り方
パプリカの切り方で代表的なのは、「角切り」「さいの目切り」「乱切り」「細切り」「薄切り」の5種類。
グリル料理に使用するときは、パプリカの甘さを引き出す乱切りや角切りがおすすめです。サラダなどの生で食べる場合は薄切りや、さいの目切りにしましょう。
角切り・さいの目切り
縦半分にカットしてワタの下処理をしたら、正方形になるように同じ幅でカットしましょう。
さいの目切りは1cm幅のもの、それよりも大きいものが角切です。ほかの食材や料理に合わせて大きさを選んでくださいね。
乱切り
へたの上部を切り落として中のワタを取ったら、そのまま包丁を斜めに入れて、パプリカを回しながら不規則にカットしましょう。
細切り・薄切り
縦半分にカットしてワタの下処理をしたら、縦に等間隔にカットしましょう。繊維に沿ってカットするので、歯ごたえも◎。細切りの場合は約3~4mm幅、薄切りの場合は約1mm幅で切ってくださいね。
美容効果が期待できる「クェルシトリン」をできるだけ逃さないで調理できるのもポイントです。
パプリカを切るときのポイントは?
パプリカは、カットしたらなるべく早めに使用しましょう。
切り口から栄養が流れ出てしまうので、できれば調理直前のカットがおすすめ。
余ったときは冷凍保存をするといいですよ。やり方は次の記事を参考にしてくださいね。
パプリカの切り方は簡単!
パプリカは、切り方次第で甘みを引き出したり食感を良くしたりします。パプリカ料理をよりおいしく味わうためにも、ぜひこの機会に切り方を覚えてくださいね。