初夏の訪れとともに見かけるようになる「ビワ」。優しい甘みとみずみずしい食感が楽しめる果物です。ただ、日常的に食べる果物ではないので、「どうやって食べるのかわからない」という人もいるかもしれませんね。

今回はそんなビワの食べ方や切り方についてご紹介します。

ビワの食べ方|どんな果物?注意点は?

ビワ 食べ方

優しい甘みとやわらかな果肉が魅力のビワ。3〜7月頃に市場に出回ることが多い果物で、ビタミンAやポリフェノールなどの栄養分が含まれています。

薄い皮にはやわらかい産毛が付いていて、中には大きめの種が入っています。

痛みやすくデリケートな果物で、追熟もしないので「買ってきたらすぐに食べる」が基本です。皮をむくのも食べる直前にしましょう。

ビワの食べ方|皮のむき方は?

ビワの皮は、手で簡単にむくことができます。

ビワ 食べ方

ビワの軸を持ち、お尻を上にして逆さまに持ちます。おしりの方から手で丁寧に皮をむいていきましょう。

強く押すと底から果肉が傷んでしまうので、なるべく軸のみを持って果肉を触らないように気をつけてください。

ビワの食べ方|おすすめの切り方

皮をむいたビワは、そのまままるごとかじって食べても良いですが、ここでは種をとって食べやすく切る方法をご紹介します。

真ん中の種に沿うようにして、包丁でぐるりと2等分に線を入れます。その後手でひねると簡単に2つに分けることができますよ。ヘタと種は手でつまんで取り除きます。

ビワ 食べ方

種があった部分に薄皮があるので、これをスプーンですくって取り除くと、口当たりが良くなります。

最後にさらに2等分に切れば、食べやすいサイズになりますよ。

ビワ 食べ方

ビワは皮をむくとすぐに黒っぽく変色してしまいます。むいたものからレモン水や塩水につけておくと変色を遅らせられるのでおすすめです。

ビワの食べ方|甘みが足りない場合は加工しても

ビワ 食べ方

ビワのみずみずしい甘みを楽しむには生で食べるのがおすすめですが、たくさん手に入って食べきれない…という場合や、甘さが足りない場合などは、ジャムにするのもおすすめ。

コンポートやシロップ漬けなどにしてもいいですね。

加工することで、生の状態よりもビワを日持ちさせて長く楽しむことができますよ。

ビワのおいしい食べ方を知って楽しもう!

ビワ 食べ方

ビワを選ぶときは、産毛が付いていて軸がしっかりしているもの、透き通ったきれいなオレンジ色のものを選ぶといいですよ。

切り方やむき方をマスターして、おいしくビワを食べてくださいね。