料理に黄や赤などの彩りを加えてくれる「パプリカ」。いろいろなメニューに使えて栄養価も高いので、長持ちさせられるとうれしいですよね。
実はパプリカは冷凍保存すればおいしく長持ちさせられるんですよ。
そこで今回は、パプリカの冷凍保存について詳しくご紹介します。
パプリカは冷凍保存できるの？日持ちは？
パプリカは、基本的に野菜室で保存する食材で、だいたい10日〜2週間日持ちします。
十分に長持ちしますが、冷凍保存をするとさらに日持ちするので、できるだけ長い期間保存したい場合は、冷凍するのがおすすめです。正しい方法で1ヶ月ほど保存がききますよ。
パプリカはβカロテンやビタミンC、カリウムなどの栄養素が豊富な野菜。新鮮なうちに急速冷凍することで、栄養素も落ちることなく長持ちさせられます。
下記で冷凍保存のポイントを紹介するので、参考にしてみてくださいね。
パプリカの冷凍保存｜適切な方法は？
パプリカを冷凍するときは、カットした状態で保存するのがおすすめ。劣化しやすい種やワタは取り除いてから冷凍してください。
まずはパプリカの種とヘタ、ワタ、種を取り除き、生のまま千切りなどの使いやすい大きさにカットします。
生のまま冷凍
生のまま冷凍する場合は、使いやすい分量に小分けして、ラップに包んでから冷凍すれば完了。
加熱調理をするのであれば凍ったまま使用できます。生のままサラダやあえものなどに使いたい場合は、冷蔵庫に入れて自然解凍してくださいね。
加熱してから冷凍
茹でたり炒めたりしてから凍らせるのもおすすめ。下処理がしてあると火の通りが良くなるので、調理時間の短縮ができますよ。
加熱したほうが、回答した後もパプリカの鮮やかな色味を残すことができます。
沸騰したお湯でさっと茹でたら、粗熱をしっかり取って冷凍保存用袋に入れて冷凍しましょう。
パプリカの冷凍保存｜気をつけることは？
種などは取り除いてからが◎
パプリカは種から傷んでいくので、取り除かないまま保存すると味が劣化してしまいます。パプリカの種やワタ、ヘタなどは取り除いてから冷凍しましょう。
水気はしっかり拭き取る
パプリカを保存するときは、表面についてる水分をしっかり拭き取ってから冷凍しましょう。
水分が付着していると、表面から傷みやすくなるうえ、霜がつく原因にも。キッチンペーパーなどを使って優しく拭いてくださいね。
短時間で冷凍する
パプリカに限らず野菜を冷凍するときは、できるだけ短時間で凍らせるのがポイント。短い時間で急速冷凍することで、栄養素や風味を劣化させずに保存することができます。
なるべく平らにならし、熱伝導率の良い金属トレーなどの上において冷凍すると短い時間で冷凍できますよ。
パプリカは冷凍保存でおいしく長持ちさせよう！
パプリカは、冷凍してもあまり品質が劣化しにくい食材です。サラダに使って少し余ったというときも、カットして正しく冷凍すれば、おいしく長持ちさせられますよ。ぜひこの機会にパプリカの冷凍保存のやり方を覚えてみてくださいね。
