料理やパン作りにスキムミルク(脱脂粉乳)を活用している人もいると思います。でも、「スキムミルク大さじ1」とレシピにあったら、どれくらいの量を入れたらいいのか迷いませんか?
「大さじ1杯って結局どれくらい入れたらいいの?」と、分量を間違えていないか不安ですよね。
そこで今回はスキムミルク大さじ1杯あたりの量や重さについて詳しく説明します。
スキムミルクの大さじ・小さじをきちんとはかれる?
「スキムミルク大さじ1杯」とあれば、計量スプーンの大さじを使ってはかるという意味です。しかしその使い方を間違えると、せっかく計量しても分量通りになりません。
スキムミルクを正しく大さじ1杯はかるには、「すりきり」で1杯にする必要があります。
まずスキムミルクを山盛りにすくってから、ヘラやスプーンの柄などでスプーンのふちに沿って山を平らにならします。余分なスキムミルクを落として、フチの高さで平らになった状態が「すりきり」です。このはかり方は小さじでも同じです。
スキムミルク大さじ1・小さじ1の重さは何グラム?
大さじ1や小さじ1は、スプーンのフチまで平らにしたときの容量をはかります。
大さじ1は15ミリリットル(ml)、小さじ1はその3分の1の5ミリリットルです。
ただ、計量スプーンで正しくはかれるか心配なときもありますよね。そんなときには、それぞれ1杯あたりの重さを知っておけばキッチンスケールで正確に計量できますよ。
スキムミルク小さじ1杯分の重さは約2グラムで、大さじは約6グラムです。この重さをベースにすれば、大さじ2杯なら6 × 2=12グラム、3杯なら6 × 3=18グラムと簡単に計算できます。
スキムミルク大さじ1・小さじ1のカロリーはどれくらい?
スキムミルクは、牛乳から水分や脂肪分を取り除いたものを濃縮してつくります。濃縮されているので栄養価は高いですが、脂肪分を取り除いているのでカロリーは低くなっているのが特徴です。
スキムミルク大さじ1杯あたりのカロリーは
牛乳に含まれる脂肪分を抑えながら、たんぱく質やカルシウムといった体に必要な栄養を手軽に取れるのはうれしいですね。
スキムミルク大さじ1・小さじ1を代用品で量るには?
大さじやキッチンスケールが手元にないときは、身の回りにあるものが大さじや小さじの目安になります。
カレー用スプーン
カレーを食べるときのスプーンは大さじとほぼ同じ体積になります。そのため、大さじ1であればカレースプーンですりきり1杯分を入れましょう。
ティースプーン
ティースプーンは大さじに近い容量をはかれます。ティースプーンすりきり1杯で大さじとほぼ同じになります。
スキムミルクの大さじ・小さじを正しくはかろう
スキムミルクは料理やパンをつくるときに使いますが、きちんと文量をはかれるようになれば心配ありませんね。
スキムミルクならカロリーを抑えながら栄養価を高めることができるので上手に活用したいですね。スキムミルクの正しいはかり方や文量を覚えて、さっそく使ってみてください。