お菓子作りに欠かせない生クリーム。レシピの記載に「生クリーム大さじ1」とあったとき、「大さじ1って何mlだっけ?」「何グラムくらいなの?」と思うことはありませんか?
お菓子作りは分量を正しくはかることが大切なので、「大さじ」の量を正しく把握したいですよね。
そこで今回は生クリーム大さじ1杯の量や重さ、カロリーなどを詳しく説明します。
生クリームの大さじ1は何ml?ccとは違うの?
大さじの容量は15ml(ミリリットル)なので、生クリームの大さじ1杯も15mlになります。
ただ、計量カップのように目盛りがあるわけではないので、正しく使わないと分量がズレる可能性もあるので注意が必要です。
生クリームの量を表すときに「ml(ミリリットル)」と「cc(シーシー)」を使いますが、どちらも液体の体積を表す単位なので同じものと考えてください。現在はmlを使うのが一般的です。
生クリームの大さじ・小さじをきちんとはかれてる?
では、生クリーム大さじ1杯を正しくはかるにはどうすればいいのでしょうか?
生クリームのような液体をはかるときは、スプーンを水平にしてスプーンのフチぎりぎりいっぱいに入れます。そして、表面張力で盛り上がった状態まで入れて「大さじ1」とカウントします。これは小さじでも同じです。
粉末の調味料はスプーンのフチの高さで平らにならした「すりきり」状態で1杯とカウントするので、間違えないようにしてくださいね。
生クリーム大さじ1の重さは何グラム?100mlはどれくらい?
生クリーム大さじ1杯の重さは約15グラムです。
生クリーム100mlとあれば重さは100gと体積と重さの数値が一致するので計算しやすいですね。
ただ大さじ1杯あたりの重さは、調味料によって違います。これは調味料の比重が異なるからです。他の調味料の場合は、大さじ1杯=15ml=15gとなるわけではないので、注意してください。
生クリーム大さじ1のカロリーはどれぐらい?
生クリーム大さじ1を使うとカロリーがどれくらい増えるのかも気になりますね。
生クリームの大さじ1杯あたりのカロリーは約65kcalです。100mlで約433kcalとなります。生クリームはほぼ脂質でできているので、かなりの高カロリーになるんですね。
生クリーム大さじ1を代用品ではかるには?
計量スプーンやキッチンスケールが手元にないときには身近にあるもので大さじの計量を代用できます。次の代替法を覚えておくと便利ですよ。
カレースプーンで代替
食事で使う大きなスプーンは、大さじとだいたい同じ容量です。ギリギリ盛り上がるまで入れれば、大さじ1杯とおおよそ同じ量になります。
ティースプーンで代替
ティースプーンは小さじとだいたい同じ大きさなので、ティースプーンでこぼれないギリギリのところで3杯取れば、大さじ1杯と同じ量になります。
ペットボトルキャップ
ペットボトルキャップは規格が統一されていて、キャップ1杯あたり約7.5ml。2杯入れれば15mlと、大さじ1と同じ量になります。
生クリームの大さじ1の量を覚えて楽しくお菓子作り
お菓子作りにおいて生クリームなどの計量はとても大切な工程です。分量を間違えてしまうと味や見た目の仕上がりを左右します。
生クリーム大さじ1杯あたりの量や重さなどを詳しく説明したので、レシピにどんな表記で記載されていても迷うことはもうありませんね。
生クリームの分量をきちんとはかって、お菓子作りを楽しんでください。