さまざまな料理に欠かせない玉ねぎ。日持ちもよく、常備野菜として重宝しますね。

今回は、そんな玉ねぎの下ごしらえの方法をまとめてご紹介します。下ごしらえをすませて保管しておけば、調理がグッとはかどりますよ。

玉ねぎの下ごしらえは主に2つ

玉ねぎ カット 保存

玉ねぎの下ごしらえは「皮をむく」のと「切る」の2つの作業からなります。

玉ねぎの茶色い皮にはたくさん栄養が含まれているものの、料理で使うことはほとんどないので、料理前にむいてしまってOK。

あとは作る料理にあわせて切っておけば玉ねぎの下ごしらえは完了です。

【玉ねぎの下ごしらえ】皮のむき方編

まずは基本となる皮のむき方から確認しましょう。3ステップで簡単ですよ。

ステップ①|玉ねぎの根を切り落とす

玉ねぎ 根を切る

切り落としすぎると玉ねぎがバラバラに崩れてしまうので注意。できるだけ薄く切るのがポイント

ステップ②|頭の部分も切り落とす

玉ねぎ 頭部分を切る

ステップ③|皮をむく

玉ねぎ 皮をむく

頭の部分を起点にすると皮が向きやすい。

玉ねぎ 皮をむく

これで玉ねぎの皮むきは完成です。

玉ねぎの芯を取る

次で紹介する切り方にもよりますが、縦半分に切って茎の部分も△に切り落としておくと調理がスムーズですよ。

【玉ねぎの下ごしらえ】切り方編

皮をむいたら、あとは料理にあった形に玉ねぎを切るだけ。よく使う切り方は主に次の5通りで、料理によってうまく使い分けましょう。

切り方その①|輪切り

玉ねぎ 輪切り 切り方

玉ねぎを1cmほどの厚みで切っていく方法。バーベキューやフライにするときに向いた切り方です。

切り方その②|薄切り

玉ねぎ 輪切り 切り方

玉ねぎ1玉を縦半分に切り、薄く切る方法。マリネやスープなどの料理に向いています。

切り方その③|みじん切り

玉ねぎ 切り方 みじん 保存

ハンバーグやドライカレー、ミートソースなどに向いた切り方。縦半分に切ったあと、縦横に切れ込みを入れ、細かくきざんでいきます。

切り方その④|くし形切り

玉ねぎ 切り方 くし形切り くし切り

炒めものや煮込み料理に向いた切り方。縦半分に切った玉ねぎを、芯の方向に向かって放射状に切りましょう。

切り方その⑤|角切り

玉ねぎ 角切り 切り方

スープや煮込み料理向きの切り方で、縦半分に切ったあとに輪切りのように1cm幅で切り、さらに1cm角になるよう切っていく方法です。

下ごしらえした玉ねぎの保管方法

玉ねぎ 保存

下ごしらえした玉ねぎは「冷蔵」か「冷凍」のどちらかで保管できます。

細かくカットしたものを少量ずつラップに包み、保存袋に入れて冷蔵庫か冷凍庫に入れましょう。

使いかけの玉ねぎは新聞紙で包み込んで、湿度を一定に保てば、冷蔵庫でも1ヶ月くらい日持ちしますよ。

覚えておきたい

エコなわざあり

玉ねぎの下ごしらえで辛味を抜く方法

玉ねぎをレンチンする

玉ねぎのスライスを生で食べるときに困るのが辛味ではないでしょうか。

辛味は「熱」を通すと変化して甘みが増すので、レンジでチンしたり、熱湯をくぐらせたりすると食べやすくなります。

水にさらすのも有効ですが、玉ねぎに含まれる栄養素まで流れ出てしまうので、浸けすぎに注意しましょう。

玉ねぎを下ごしらえすれば料理の時短に

玉ねぎ 保存

玉ねぎの下ごしらえは「皮をむく」のと「切る」の主に2つ。あとは冷蔵庫や冷凍庫で保存しておけばOKです。場合によっては辛味を抜く作業もしておくといいですよ。

玉ねぎの下ごしらえをすましておけば、調理にかかる時間が短くなって、日々の料理がグッとラクになりますよ。